自衛隊看護師の平均月収・給料は一般と比べて高いの?
目次
1.自衛隊看護師の年収
1-1.自衛隊看護師の身分は自衛隊の一員
自衛隊看護師として働くということは自衛隊の隊員になるということです(特別国家公務員となります)。
もちろん勤務内容は看護師としてですが、
採用が決まると階級も与えられ給料も階級によって変わってきます。
たとえばすでに看護師としての経験が2年半以上あり、年齢が26歳以上、36歳未満の方であれば陸曹長という階級が与えられることになります。
このように看護師としての経験や年齢によって階級が変わり、それに伴い収入も変わってくる仕組みです。
また、看護師の資格を持っていない場合は看護学生になりますがそれでも自衛隊に入隊する形は一緒ですのでやはり給料がもらえます。
学生でありながら収入を得ることができる、これは一般の看護学生との大きな差になります。
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1-2.給料の額はそれほど変わらない
では一般の看護師と比べて給料が高いのかですが、実はそれほどの違いはありません。
階級にもよりますが基本的に自衛隊看護師だから高い給与をもらえるわけではないと考えておきましょう。
一般病院は病院によっても給料が違ったりしますので、基本給だけで比較した場合は一般病院の方がむしろ給料が高いなんてことも十分にありえます。
自衛隊看護師というとよりハードな仕事というイメージがあると思いますが、それでいて給料の面では特別なメリットがないと言えるでしょうか。
ただ、これは基本給だけで比べた場合で、手当を含めると話も変わってきます。
1-3.充実した各種手当
自衛隊看護師は医療費の減額など、一般の看護師では見られない各種手当が充実しています。基本給はさほど変わらないと紹介しましたが、これらの手当を含めると好待遇であると言えるでしょう。
給料が同じでも手当によって出費に差が出てきますので、結果的に一般の看護師よりも高い給料をもらえるのと同じになります。
もちろんこれは自衛隊看護師が海外派遣などの特殊な勤務をしなければならないからで、給料だけでなく勤務内容もしっかり把握することが大切です。
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2.自衛隊看護師で危険な事・良く困ることはあるの?
2-1.災害派遣や海外派遣の可能性
自衛隊看護師が対応する患者は基本的に自衛隊の隊員です。
自衛隊病院勤務では一般の病院勤務とそれほど大きな違いはありませんが、自衛隊の各部隊に配属されたり、各地に医療班として派遣されることがあります。
たとえば国内で大規模な災害が発生し、現地に派遣されることになったとしましょう。
当然勤務地は災害現場、もしくは園周辺ということになりますので、自分自身も災害による損害を受ける可能性は否定できません。
海外派遣も同様で、紛争地などに人道派遣として派遣されれば戦闘に巻き込まれるなどのリスクが生じます。もちろんどんな場合でも徹底した安全管理が行われていますが、それでも多少の危険を覚悟しなければならないと言えます。
やりがいのある仕事なのは間違いありませんが、同時に危険も伴うのが自衛隊看護師の仕事です。
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2-2.転勤が多い
自衛隊看護師は一般の看護師と違い、転勤の多い職業です。自衛隊病院は日本各地にありますのでそれらの病院を転々とすることもありますし、日本中に散らばっている各部隊に配属されればやはり転勤することになります。
これは転勤をどう捉えるかでも違ってきますが、転勤の多さが自衛隊看護師をしていて困ることの1つだという方もいます。
特定の地域で長く働きたい、そう考える人にとっては転勤の多さはデメリットと言えるでしょうか。
2-3.反面高待遇を期待できる
自衛隊看護師は上記のように危険が伴う可能性があり、さらに転勤も多いということで待遇面では非常に優れています。
給料自体は一般の看護師とほぼ同じなのですが各種手当が充実しているため実質的な給料は一般の看護師よりも高いと考えられます。
また、公務員になるため安定している職業とも言え、仕事内容に見合った収入を得られるようになっています。
階級が上がっていけば給料も上がっていきますので、決してデメリットばかりではないのです。
上記で紹介した危険なこと、困ることも人によっては気にならないものですし、魅力も多い仕事だと言えます。
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3.自衛隊看護師になる前に覚えておきたい事
3-1.勤務形態はさまざま
看護師というと病院で働くのが基本ですが、自衛隊看護師になるとそうとも限りません。
自衛隊病院で病棟勤務で働くことになれば一般の看護師とほぼ同じ仕事をこなすことになります。
ただ、衛生隊で活動をすることになれば訓練や演習もありますし、災害派遣もあります。
負傷した隊員の処置なども現場で求められたりします。
まさに自衛隊ならではの仕事と言えますが、こうした特殊な働き方もしなければならないと考えておきましょう。
もちろん医療スタッフですから一般の隊員と同じ訓練や演習をしたりするわけではありません。あくまでも衛生隊としての訓練や演習です。
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3-2.自衛隊看護師は公務員
自衛隊看護師になると自動的に自衛隊に入隊することになります。そのため正式には自衛隊員として扱われ、公務員に該当します。
公務員になることのデメリットがあるわけではありませんが、この点は一般の看護師との大きな違いですのでしっかり把握しておきましょう。
階級も与えられ、看護師としての経験や年齢などによって階級は変わり、収入でも違いが出てきます。
仕事をしている時はそれほど意識することもないと思いますが、これから自衛隊看護師を目指すなら自分が公務員として働くことになるのだと考えましょう。
3-3.世界中で働く可能性もある!
自衛隊は国内での災害対応をはじめとして、海外でも活動する機会があります。
こうした時は当然自衛隊看護師も一緒に派遣されることになり、メンバーとして選ばれれば日本の各地や世界の各地で働くことになります。
通常看護師は転勤などありませんが、自衛隊看護師はこうして働く場所が変わる可能性が常にあります。
当然ですが現地での活動には少なからず危険も伴います。
災害派遣なら二次災害のリスクがありますし、海外派遣は紛争地などが多いため安全な地域での活動に限定されるとはいえ戦闘に巻き込まれる可能性は0ではありません。
このことを考えると自衛隊看護師として働くためには強い意思を求められると言えるでしょうか。
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4.看護師転職サイトから自衛隊看護師には申込み出来る?
どうやって求人を見つけたらいいのかわからない
4-1.転職サイトなら自衛隊看護師にもなれる
インターネット上には看護師求人に特化した転職サイトがたくさんあります。文字通り看護師の求人が多く集まるサイトなのですが、その中には自衛隊看護師の求人も含まれています。
自衛隊看護師は看護師の中でも特殊な職業で、どうやって求人を見つけたらいいのかわからないという方も少なくないのですが、こうした時はまず転職サイトをチェックしてみましょう。求人の数が一般の転職サイトや転職雑誌と比較して非常に多いので、自分の希望する求人がきっと見つかるはずです。
4-2.どうやって申し込むの?
転職サイトで自衛隊看護師の求人が見つからないときでも、登録することがおすすめです。
非公開の表には出ない求人があり、サイト登録者だけが見ることができる秘密の求人があります。これは応募所が殺到しないように募集する病院側が希望することもアあり、限られた人にしか公開されません。
自衛隊の看護師募集もこうした非公開の求人をまずは見てから検討するほうが好条件の案件も見つけやすくなります。
を見つけられた場合、次に申込をする必要があります。まずは転職サイトに登録しましょう。登録は無料のところが多く、気軽に登録して求人を探すことができます。希望の求人が見つかったらそのままサイト上で申込を済ませます。
細かい流れについては各サイトで違ってきますので、サイトの説明をよく読むことが大切です。申込が済むと面接という流れになり、採用が決まれば無事に自衛隊看護師として働くことができます。
面接までの必要な手順をすべてインターネット上で済ませることができるため時間を気にする必要がなく、お仕事を続けながら新しい職場を探すことが可能です。
4-3.便利なサービス
転職サイトでは転職をサポートするためにいろいろなサービスを提供しています。たとえば、専門のスタッフが実際の職場に行き、現場の雰囲気や人間関係などをチェックして教えてくれたりします。
職場の雰囲気などは実際に働いてみないとわからない部分で、いざ働いてから後悔するというケースもありますが転職サイトを活用すればそうした心配も減らせます。
面接日の段取りなどもスタッフが交渉してくれますし、自分自身はスキルアップや面接の対策に集中することができるわけです。
自衛隊看護師になりたいなら転職サイトを上手く利用することが1つのポイントになるでしょう。
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