ブランク明けの看護師さんにオススメの診療科はどこ?

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1.小さいクリニックなどがねらい目

子供も少し大きくなって、「そろそろ現場に復帰したいな」となったときに、いきなり大きな病院で復職するのは考えものです。

特別な理由がないならば、まずは小さめの診療所やクリニックを中心に考えたほうがいいでしょう。また、その際、どこの診療科がいいか?といえば休職前に経験していたのと同じところがやはり負担が少ないです。

2.復職したい理由はいろいろ

復職しようとする際に抱えている事情や、考えていることは、人それぞれ違うと思います。

ですが、ごく一般的には、

・家庭との両立を考えたい

・できれば子供と過ごす時間も確保したい

・夫の収入もあるので、気楽に働きたい。給料にはそれほどこだわりはない

という声がほとんどです。

3.クリニック・診療所のメリットは?

3-1.休みが明確

こうした希望を満たす職場としては、「夜勤や残業、急な呼び出しがない」「できれば土日が休み」というところが一番の候補になります。

となると、入院施設のあるような病院は、候補から外しましょう。

また、クリニックや診療所は、内科だったら内科だけという専門(単科)のところが普通です。外科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻科などでも同様です。専門とする診療科の数が多くありません。あっても2つか3つでしょう。

3-2.復帰のための勉強が楽

現場を離れている間にも、どんどん医療のスキルは進んでいきます。なので、復職する際には足りない知識を補うための勉強が必要となります。たとえ以前に働いていた分野であってもこれは変わりません。大急ぎで、「今の時代の医療・看護のレベルについていくための勉強」が必要です。

その際、診療科の数が限られていたら、勉強する範囲を絞り込むことができます

応募の際にも、自分のほうで、得意とする診療科やかつて経験した診療科が選べます。また、特別な理由がない限り、そういった診療科を選ぶのがオススメです。

4.大病院勤務だと大変

もし、いきなり大きな病院を選んでしまうとどこに配属されるかわかりません。しばらくするとほかの診療科などへの異動も考えられます。

「最初は外来勤務で、夜勤もなかった。だけどもしばらくして入院病棟に回された。夜勤が嫌とはいえなくなり、子どもと過ごす時間も減った」といったケースも現実にあります。

ただし、条件次第では、大きな病院も復職候補にしていいでしょう。「勤務スタイルが限定されていて、自分の希望と合う」という場合です。

たとえば、「日勤限定」という募集も最近はよく見られます。さらには、「平日の日勤限定」といいう求人まであります。

看護師不足が深刻化していて、病院の側でも看護師の希望をふまえた勤務形態をとるところが増えています。

もちろん、こういった場合でも、診療科としては、かつて自分が経験したようなところが無難でしょう。

5.夜勤専従もねらい目?

また、ママさんナースの中には、復職先にあえて「夜勤専門」を選ぶ人もいます。

夜勤専門の募集がよくあるのは、救急救命センター、ICU、緩和ケア病棟などです。これらは夜勤の回数・時間制限である「72時間ルール」の適用外になっています。

いずれも激務のところばかりなので、一見、ママさんナース向きではないように思えるかもしれません。

ですが、

「夜勤手当、残業手当がしっかりつくので、時間あたりの給料は悪くない」

「1回の出勤での勤務時間は長い。その代わり出勤回数が少なく、通勤時間もセーブできる」

「子供が起きている時間帯に家にいられる」

などのメリットもあります。

あくまで自分の時間のやりくりの仕方や子供の年齢次第ですが、意外にも「夜勤勤務のほうが、家事をこなしやすい。子どもとの時間もしっかりと取れる」とママさんナースの中にも「選んで正解だった」とする人が少なくありません。

6.ブランクがある看護師の場合でも再就職は大丈夫?

日本全国的に、看護師不足の状態が深刻になっています。 高齢化社会になったことで、病院を利用する人が多くなってきているからです。

看護師はもちろんのこと、常時准看護師の募集を行っている医療機関も多くなってきています。

ですから、ブランクのあるママさん看護師の方でも歓迎をしている案件がかなり多くなってきています。

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7.職場の働く環境はどう?

ママさん看護師の方が働きやすい環境を整備している医療機関も、大規模病院を中心に多くなってきています。 ママさん看護師の場合、育児の関係でどうしてもブランクのある方が多いです。

そこで復職支援に力を入れていて、復職のためのプログラムを充実させている所が多くなってきています。

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研修を初めにしてくれるので、不安な技術面や、休職期間中に生まれた新しい知識、などもきちんと事前にフォローしてくれます。安心して仕事に就くことができます。

8.託児所つきも充実

他にも託児所を設置して、そのことをアピールしている医療機関も多くなっています。

託児所があれば、そこに子供を預けることができますし、子供に何かあればすぐに駆けつけることができます。

ですからママさん看護師の中には、託児所のある所の中で転職先を探している人もいるかもしれません。

しかし託児所があるか?だけで転職先を探すのは少し安易かもしれません。 医療機関の中には、とりあえず託児所を設けているだけで、スタッフが子育てについてきちんと理解していない場合もあります。

これでは安心して、子供を預けることはできませんよね?

看護師の転職サイトを利用すれば、キャリアコンサルタントが、託児所の内容などもきちんと調べてくれます。

安心して子供を預けることができるような託児所が付いている医療機関を紹介してくれるので、安心できますよ。

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