看護師が転職できる、病院以外の一般企業はどんなところ?求人はあるの?
働き先は病院だけではない
看護師というと病院で働く職業というイメージが強いと思います。実際、多くの看護師(准看護師)が病院で働いているのですが、一般企業や病院以外の施設の中で働いている看護師も少なくありません。
幅広い働き方ができるのも看護師の特徴の1つです。
なので、どういったところで働くことができるのか、その主な場所についてもしっかり把握しておきましょう。そうすることで求人選びをする時も柔軟に対応することができます。
1.学校の保健室
看護師の病院以外の働き先で代表的なのが学校の保健室です。
主な業務内容はやはり生徒の健康管理で、保健室の先生にお世話になったという方も多いのではないでしょうか。
看護師といっても保健室勤務では病院のような仕事をするわけではありません。生徒が病気になっていればある程度の対応はしますが、具体的なことは基本的に病院に任せることになります。
むしろ生徒の相談に乗ったりといったコミュニケーションが中心の仕事だと言えるでしょう。
学校が勤務地ということで夜勤はありませんし、土日祝日、夏休みなど、生徒の休みに合わせて休むことも可能です。
その意味では病院以上に柔軟な働き方が可能で、夜勤や残業などができないという方に向いているのではないでしょうか。
2.一般企業(企業看護師)
企業看護師といわれる職種には4つの形があります。
2-1.産業看護師
一般企業内の医務室でも看護師の需要はあります。
たとえば社員のメンタルヘルスケアもその1つです。
メンタル、つまり精神的な部分のケアをすることが主な仕事で、毎日仕事でプレッシャーを感じている社員の相談相手になったりします。
もちろん怪我や病気の対応もしますので、企業の中で社員の健康をあらゆる面からサポートする仕事だと言えます。特に近年では社員のメンタルケアが重要視されるようになってきていますので一般企業での看護師の需要は高まっています。
求人の数も多く、転職先として有力な候補の1つになるでしょう。
一般の会社、劇場、ホテル、遊園地など医務室があるところには看護師のニーズがあります。
2-2.クリニカルコーディネーター
医療メーカーで営業職で働く
2-3.治験コーディネーター(CRC)
治験の現場で人の間を取り仕切る
2-4.臨床開発モニター(CRA)
治験関連の仕事の場合、製薬会社など外資系の企業で働くこともあります。
3.老人ホーム、デイサービスセンター
介護のニーズも高まっています。各地にある老人ホームも看護師の需要が高いです。
4.保育園、幼稚園
法改正後、看護師を置く保育園も増えてきました。まだまだ働き環境としては手探りな状況ですが、一定のニーズがあります。
5.ツアーナース
修学旅行や、団体旅行に添乗して看護師の仕事をするのがツアーナースです。
まとめ
このように病院以外で働く選択肢もありますので、自分に合った職場はどこなのかをしっかり検討することも大切です。
人気サイトPICKUP マイナビ看護師看護のお仕事
ナース人材バンク
・看護師で年収1000万にいくにはこれ!高収入のナース転職のポイント
・看護師さんはこんな病院に転職してはいけない!怪しいブラック病院の見分け方