保育園で働く看護師と保育士の違いは?実際はきちんと区別されてない?
1.ぶっちゃけ現場の現状はどう?
保育園看護師は2007年に制度が始められました。これに関する法律ができたのもこのときです。つまり、まだほとんど歴史がありません。
また、看護師を保育園に置くことは「0歳児が9名以上」の場合は義務付けられています。そうでなければ「努力目標」ということになっています。
実際に、まだ一部のところにしかいません。
これらのこともあって、看護師を迎えた保育園側も、当の看護師側も、「保育士とどのように役割分担をしていいのかわからない」というのが現実のようです。
2.事前に実際の内情をできるだけ調べること!
ですから、自分が求職する場合は、事前に情報を集め、「看護師に保育士としての役割まで求めるところ」「看護師独自の仕事を尊重してくれるところ」といった区別をして考えなければなりません。
2-1.区別があいまいな園
中にはほとんど「看護や衛生に強い保育士の一種」ぐらいに考えてしまう保育園もあるようです。
こういったところでは、完全に保育士の枠組みに入れられてしまいます。具体的には、授業を持たされたり、イベントなどにも保育士と同じように参加することになります。
それが0歳児保育もやっているようなところであれば、その0歳児の担当にさせられがちです。というのは、小さい子どもほど、ほんの少しの体のトラブルが大事になるからです。
こういった時だけ、「看護師」ということを思い出してくれるようです。
2-2.区別がはっきりしている園
逆に看護師色の強いところであれば、保育士とは完全に切り離されて、看護や衛生の面に専念できます。
こういったところでは、お遊戯などで子どもと接しているにしても、ちゃんと保育士さんも一緒にいます。自分の方は、より子どもの健康状態の観察に力を入れることができます。
こういう扱いになるのは、病気や障害を持った子どもを積極的に受け入れているところに多いようです。
3.まとめ
保育士色が強いか、看護師色が強いかは、当然、その保育園や園長の方針次第の面があります。もちろん、看護師の側も、どちらがいいかは個人ごとに考えが違うでしょう。
ただ最初にいったように、どこもまだ手探り状態です。しかも、多くのところで、看護師は1人だけです。
となると、あなた自身が、自分なりの「保育園の看護師の仕事」というのをしっかりと考え、スタイルを決めていく必要があります。その上で、周りのスタッフと話し合い、一緒になって見つけていくことが大切になります。
中には、「あなたがその保育園にとって、初めての看護師」ということだってあります。そうなると、今後どんな立ち位置になるかは、いっそうあなた次第です。
自分でその園にあった立ち位置、業務内容を描いていくことが必要です。
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