認定看護師、専門看護師、資格があると給料はアップする?要資格の求人は多い? 

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もっと給料がほしい、上のポストに就きたいなど、キャリアアップの手段として、認定看護師・専門看護師を考えている人も多いでしょう。

また、単純にもっと勉強したかった、看護についてもっと深く知りたかった、という人もいるでしょう。

資格を取った後はどうなるか?は気になりますが思うようにいかないのが今の現状です

1.取っただけでは変わらない

この2つの資格制度を主催している日本看護協会でさえ

専門性の高い看護職(専門看護師・認定看護師等)が毎年増え、その活動実績も注目されてきています……これらの看護師への処遇のあり方はまちまちで適正な処遇方法が確立されているとは言えません

と認めています。

言い換えれば、

病院によっては、専門看護師や認定看護師になっても、待遇が変わらないことが珍しくない、ということです。

ですから、「専門看護師・認定看護師を高く評価してくれるところ・欲しがっているところを自分の方から探す」という姿勢でいたほうがいいでしょう。

2.認定看護師資格取得後の待遇の変化

認定看護師の場合、その資格を取ることでどのように変化があったかは、日本看護協会がアンケートをとっています。

2-1.転職した人は?

その中に「(認定看護師)資格取得後の変化について・所属施設の変化」というのがあります。回答は

同じ=93.4%

転職・転勤=6.6%

となっています。「ほとんどの人が以前と同じ職場にいる」ということですね。

2-2.給料アップは?

「勤務条件・給与待遇の変化」も

変化なし=63.9%

認定看護師としての手当がつく=15.0%

認定分野の活動がしやすい部署へ異動=9.5%

職位が上がり、それに伴う昇給がある=4.4%

となっています。つまり、「3人に2人は、せっかく認定看護師になったのに、給料などに何の変化もない」ということですね。

2-3.ポストは?

ポストに関しては、資格をとるための学校に行く前は、「スタッフ」は63.6パーセントだったのに対し、資格取得後はこれが54.0パーセントになっています。

「スタッフ」とは、はやくいえば「平の看護師」です。この減った分は、「ポストが上がった」ということです。ただし、ポスト別に見ると、ハッキリ変化があるのは、「認定看護師として独立した専従(専任)ポジション」ぐらいです。学校に行く前が当然0パーセントだったのが、6.2パーセントになっています。

ほかの「主任相当」「副看護部長相当」などにポストがあがった人は、ほんの少しです。

2-4.少しずつ改善しているけど

ただ、これはあくまで、認定看護師の資格を取った直後の変化の話です。データも2009年当時なので、今ではもう少し改善していることも考えられます。

また、資格を取るために努力したことで、間違いなく看護師としての知識もスキルもアップしているはずです。

2年後とか5年後で考えるとおそらく違いはあるでしょう。ですが、残念ながら、そういったデータはまだ取られていません。

仮にそうであっても、「すぐに結果がほしい」「せっかくの資格を宝の持ち腐れにしたくない」という人はやはり、認定看護師を評価してくれる病院を探し、転職するべきでしょう。

3.専門看護師資格取得後の待遇の変化

同様のアンケートは専門看護師についても実施しています。データは2007年当時と古く、対象も54人と少ないです。ですが、一定の傾向は分かります。

3-1.ポストは?

「職位」は資格取得前に「スタッフ」だった人数が54%(29名)。

だ所得後は、47%(25名)と減っています。

わずかな変化ですが、この減った4名は「専従ポジションなどへ昇格した」ということです。

3-2.給料アップは?

また、それ以外の気になるところをピックアップしてみると

職位に伴う昇給がある=4%(2名)

職位は変化しないが昇給する=4%(2名)

専門看護師としての手当がつく=15%(8名)

変化がない=71%(39名)

となっています。

これも年々改善していることは期待していいでしょう。ですが、驚くような世の中の変化がない限り、満足の行く状況ではないことも確かです。

4.待遇がアップする求人を見つけるには

こういった状況で満足の行く求人を見つけるには、自分の方からも積極的に動かなければなりません。

4-1.自分が取った認定看護師・専門家看護師の資格分野に力を入れている病院

病院の内情をきちんと把握して転職をする必要があります。

4-2.高度医療・先端医療を実践している病院

認定看護師・看護師の知識とスキルが生きるのは先端医療の病院や現場です。

実際の問題として、こういった条件を満たす病院は都会、特に東京に集中しています。地方在住の方は、地元にこだわると選択肢を少なくしてしまいます。

4-3転職を急がない

「どの看護師でもOK」というのではない、レベルの高い人材募集の求人を探すことになります。スペシャリストになればなるほど、タイミングが限られます。

「今任せている認定看護師が退職した」「新規に高度医療の病棟を立ち上げるので、部長クラスが務まる専門看護師がほしい」といったタイミングを待つ必要もあるでしょう。

4-4.転職サポートサービスをうまく利用する

こういった細かな情報は個人で集めるのは大変です。転職サイトにはいち早く病院側からの求人情報が集まります。

また、各転職サイトごとに持っている情報も異なります。なので、複数のところに登録しておいたほうがいいでしょう。登録者(看護師)側には一切料金はかかりません。

・指名制を狙う

また、このレベルの求人になるとけっこう多いのが「個人的なツテ」です。

場合によっては人材を探している病院や転職サポート会社のほうから声をかけてくることもあります。「ヘッドハンティング」というやつですね。

せっかくの資格です。安売りせずに、資格の内容にふさわしい職場と待遇を得るための努力は惜しんではいけません。

 

認定看護師の基礎知識

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