看護師さんはこんな病院に転職してはいけない!怪しいブラック病院の見分け方

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ブラック病院にはいきたくない・・・

ブラック病院を見分けるには、実際そこで働いてみないと分かりません。

でも事前にできる限りのチェックをして、怪しいなというところは避けることはできます。

かなり面倒ですが、就職や転職は自分の一生を左右します。自分の身は自分で守る!そのためのブラック病院に引っかからないチェックポイントをまとめました。

ブラック病院は4パターン

ネット上を見ると、ブラック病院のいろいろな話を目にします。あ~これはひどいな・・・という実例があまりに多すぎて、混乱するぐらいです。

ただ、大きくとらえると、ほぼ4つのパターンに収まります。

①仕事が忙しすぎる

②看護師としてのまとも仕事ができない

③給料が安すぎる・ごまかされる

④職場の雰囲気が悪い(パワハラ、セクハラ、いじめ)

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ブラック対策は病院へ実際足を運んでみるのが一番!

ブラック病院を避けるには、なによりも職場を自分の目で見てみること。求人情報を見ているだけでは大事なところはほとんどわかりません。

「実際に病院に行ってみた」、眺めてみた程度では足りません。可能ならば、事前に見学に行き「ナースステーション」「病室」「診察室」「手術室」までできる限り足を踏み入れましょう。慎重な人は「リネン室」だって見せてもらっています。

質問も許されるならいろいろしてみるといいですね。質問するのを、「迷惑になるだろう」と考える必要はありません(タイミングは考えること)。

「いちいちそういったことをチェックするのは、ちゃんとした職場で働きたいという意欲の表れ。しっかりとした人」と、まともな病院ならば、むしろ評価してくれるはずです。怪しい病院なら煙たがられます。

①忙しすぎる

ここがチェックポイント

実際にチェックすることとしては次のようなものがあります。

・ナースステーションの整理整頓具合
・病室やナースステーションの清潔感
・看護師・医師の白衣の汚れ具合
・仮眠室・休憩室の様子、利用状況

もちろんそこで働く、看護師さんの様子も丹念に見ましょう。

・仕事をこなすのにバタバタしていないか
・疲れた表情ではないか
・見ず知らずの自分にも挨拶してくれたり、質問にも丁寧に答えてくれるか

疲れ切った現場は雰囲気も重いですね。恋愛と同じように意識してみてみると怪しいサインに気づきます。

 

②看護師としてのまともな仕事ができない

上記に加えて次のようなことをチェックしたり、質問して聞いてみましょう。

・医療機器の種類と使用状況
・備品の使用状況

コスト削減から、古い機器をだましだまし使っているようなところもあります。

また、ディスポ手袋のように使い捨てにするのが前提のものを、使い回ししたり、中には使わせずに素手で作業をさせるようなところまであります。

かと思うと、今度は「備品はいずれも最新式。なのに、そばにいる看護師や検査技師らに聞いても、使いこなせる人がいない」というところもあります。

これは「診察内容よりも、宣伝になるような部分にだけ力を入れている」という利益第一の病院です。あまり人を大事にしない病院に多いです。

③給料が安すぎる・ごまかされる

このチェックは正直難しいですが・・・。

たとえば、「夜勤手当」ひとつにしても、まず法律で「最低でも通常の勤務時の25パーセント増し」と決まっています。それに加えて、「夜勤一回につき○円」なんてプラスアルファがつく場合もあります。

計算が複雑なのです。

それをいいことに、この法律を守っていないブラック病院があります。

更には、「夜勤手当・残業手当は一見ちゃんと支払われている。だけど、ボーナスで調整されている」という場合もあります。「調整」とは名ばかりで、その分減らすのです。

チェックするための準備として、まずは給料がどういう計算をされているのか知らなければなりません。

対策

転職の場合、今まで働いてきた病院でもらってきた給料明細がありますね。まずは、そこに書かれている項目と数字を理解するようにしましょう。

そうやって、「基本給」「残業手当」「夜勤手当」「ボーナス」などの仕組みをマスターした上で、転職候補の病院側に説明を求めます。

おかしな説明になっていたり、ちゃんと答えてくれないようなところは、怪しいです。

④職場の雰囲気が悪い(パワハラ、セクハラ、いじめ)

ここのチェックも、言葉でいうほど簡単ではないです。今はまだ部外者であるこちらに、本当の裏の姿を見せることはないでしょう。

ただ、それでも

「主任クラスと若い看護師との関係が悪いのが見て取れる」
「ナースステーションからいらだった声が聞こえる」
「こっそりと、『こんな病院やめておいた方がいい』なんて教えてくれる人がいる」

という場合は、よほどひどい状態です。

看護師の年齢構成

また、看護師の年齢構成は見ましょう。

「若い看護師ばかりである」とか逆に「40代、50代の看護師ばかり目立つ」となると、要注意です。

人間関係が悪くなく、うまく仕事が回っているようなところは、どの年代の看護師もまんべんなくいるものです。

⑤求人広告をよく観察する

ブラック病院にありがちな求人には、ある種の傾向があります。

・募集が常に出ている。また、募集人数もやたら多い
・特別な理由が見当たらないのに、給料がすごくいい
・面接などはごく簡単、すぐに採用される
・転職求人サポート業者を利用したら、こちらの意向を無視して話を進める

などです。人がすぐに止めてしまう、いつも人手不足という病院はそうなる理由があります。

自分の直感はいがいと大事?

以上のことをできる限り完ぺきを目指してチェックします。そして、何ら表面上は問題がなくても、「どうにも気が進まない」という場合があるかもしれません。

そんな時はひとまずやめておいたほうが無難です。あせって仕事を決めないで、少し様子見で時間をおいてみるのがいいです。「言葉ではうまく説明できない。だけど、『ここはダメ』と思えて仕方ない」という場合、後で思い出して、「やはりやめておいて正解だった」となることも多いです。

転職は事前に分かることは限られていますが、できる限りの対策準備をすることがやっぱり大切です。転職支援サイトは、離職率が極端に多い病院は、登録者には紹介あっせんしないというところもあります。事前にブラック病院は省いてくれるので、時間のあまりない忙しい看護師さんには便利です。

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