治験コーディネーター(CRC)に必要な資格(スキル)はどんなもの?
治験コーディネーター(CRC)は実は、「この資格がないとダメ」というものではありません。
医師や看護師のように、必ず国家資格を持っていないといけないのとは違います。
ただし、実際の募集では、条件として「正看護師、准看護師、薬剤師、臨床検査技師の資格所有者で、臨床経験2年以上」などとなっています。
これは、あくまで募集する会社側が決めていることです。中には「管理栄養士、栄養士」までOKのところもあれば、さらには「理系出身者(遺伝子・バイオ・医薬・化学・食品など)ならば大歓迎」というところまであります。
本来ならば「医師」でもいいのですが、これは「応募してくる人がいない」ということで外されているようです。
看護師の資格所有者が一番多い
現実にはCRC全体の約半分が正・准の看護師の資格所有者と見られています。もし希望する会社が「理系出身者ならば大歓迎」と書いてあっても、本音では医療・看護の現場経験者のほうが、雇う側にもいいのは間違いないのです。
治験の現場では、患者(被験者)に直接使用する薬の説明をし、質問に答え不安を消していく役割も行います。また、患者さんのケアや体調の変化にもすぐに気づき対応できる、病院内での諸々の調整などなどは医療現場経験者の看護師のほうが的確に対応できます。
CRCの認定試験
また、実際に転職し、しばらくCRCの仕事をしたあとになりますが、CRCの認定試験もあります。
これもあくまで、「CRCとしてのスキルやレベルを保証する目安になる」といった種類のものです。ほかのものでいうと「秘書の認定試験」に近いものです。持っていなくても秘書の仕事もCRCの仕事もできますから。
ただ、「すでにCRCとして働いているが、さらにほかの会社に転職する」、「今のところでポストを上げてもらったり、待遇をよくしてもらう」というのには、プラスになります。
代表的なものに、次のようなものがあります。
①日本SMO協会 CRC公認試験(日本SMO協会)
②日本臨床薬理学会認定CRC試験(日本臨床薬理学会)
③SMONA公認CRC試験(SMOネットワーク協同組合)
いずれも指定の研修を受ける必要があるほか、「CRCとしての実務経験が2年(1年半)以上」などの条件がついています。
また、5年程度で資格を更新する必要があります。これにも指定の研修を受けるなどの条件があります。
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