美容外科の看護師の給料はどのくらい?他の科と比べて高い?低い?
美容外科の看護師の給料は、一般的な病院に比べて、高めです。
具体的な金額としては、年収450~500万円といったところでしょう。手取りならば、この8割ぐらいですね。
1.様々な業績給(インセンティブ)があるところ、ないところ
美容外科の場合、実は基本給はそれほど高くありません。初任給も同様です。
また、よく話題になるように、夜勤があるわけでも、残業が多いわけでもありません。当然、夜勤代はなく、残業代も少なめです。
なのに、お給料が高めになるのは、様々な業績給(インセンティブ)があるからです。
その「業績」としては、「何人の患者に施術の契約をしてもらったか」というのが代表的なものでしょう。
ほとんどの患者はまずは、電話などで問い合わせてきます。その後は、カウンセリングということになります。
美容外科では、多くの場合、これらの応対も看護師の仕事です。
接客術のいい悪いで、ちゃんと契約まで行けたり行けなかったりします。契約の数が多い人は、クリニックの経営に貢献していることになります。その分が給料にも反映するわけです。
2.化粧品や美容機器の販売も
もうひとつよくあるのは、「物販」です。化粧品や美容機器の売り上げに応じて、やはり給料がアップすることになります。
ただ、実際にどのくらいの金額になるか、基本給と業績給の比率をどのくらいに考えているかは、クリニックによって違いがあります。
また、契約数や化粧品類の売り上げをノルマとして課しているところもあります。「設定された目標を達成しなければ、業績給はゼロ。月収も年収も期待したほどいかない」ということです。
3.業績給のメリット、デメリット
業績給にはプラス面とマイナス面があります。
プラス面は、それを励みにして仕事に打ち込めることです。
マイナス面としては、そのノルマなどがプレッシャーになったり、そのシステム自体に疑いを持ってしまうことがある点です。
ただ、中には業績給を全く採用していないようなクリニックもあります。
自分の性格や看護師に対する考え方で、どちらにするかを考えてみる必要があるでしょう。
また、忘れていはいけないのは、美容外科では退職金制度を設けているところは少ないという点です。
これは「容姿が問題にされるため、中高年まで勤める看護師が少ない」ということが影響しています。
4.まとめ
一見、「平均年収はよそと変わらない」と見えるかもしれません。ですが、美容外科の看護師は全体的に若いです。それを考えると、けっこういい金額です。
また、地域や業績によって、開きが出るのも美容外科の特徴でしょう。
つまり、「もうかっているところと、そうでないところがある。それ次第で給与も変わる」ということです。
また、「どういった名目で、月給がアップしているか」には注意が必要です。全体的には高いが、だれしもが必ず高くなるわけではない!ということです。
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