産業保健師と企業看護師(産業看護師)は違うの?
求人情報を見ていると、同じように勤務先が企業内の医務室であっても、看護師が条件になっている場合と、保健師が条件になっている場合、あるいはどちらでも可の場合があります。
いったいどういった違いがあるのでしょうか?
※企業看護師は大きく分けて4つの職種があります(⇒企業看護師の種類はこちら)。ここではその内で人気の高い産業看護師についての内容です。
1.仕事内容の違い
まず、もともとの仕事内容としては
①看護師は、従業員の病気やケガの治療補助・看護、健康診断の手配と実施
②保健師は、従業員の健康管理、公衆衛生の指導や実践
といった違いがあります。
2.看護師が必要なところ
看護師を必要とすることが多いのは、工場内にある医務室です。
特に製鉄所のように高熱になったり、薬品工場のように危険物がたくさんあったり、機械製造業のように作業事故と隣り合わせのところです。
当然、それらの際の応急処置ができることを期待しているのです。
⇒ 企業看護師(産業看護師)の仕事内容ってどんなことをするの?
3.保健師が必要なところ
一方、保健師を必要とすることが多いのは、銀行、証券、商社などです。また、製造業でも、オフィス内の医務室であれば同様です。
これら以外では、サービス業の店舗、デパートやショッピングセンターなどの商業施設もあります。
こういったところではストレスを抱えた従業員が多くなっています。彼らに対するメンタル面でのケアが期待されているのです。
もし、勤務先の医務室に、看護師と保健師の両方がいれば、役割分担をすることになります。
ですが、実際にはどちらか一方しかいないことが珍しくありません。その場合は、互いにもう一方の仕事内容まで期待されることになるでしょう。
もし、将来企業看護師として働くつもりがあるのならば、前もって保健師の資格もとっておくといいでしょう。応募の際に強烈にアピールすることができます。
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