夜勤専従看護師の仕事ってきつい?給与・待遇・健康管理。
目次
1.実は夜勤専従はメリットが多い
「できることならば、夜勤は避けたい」というのが多くの看護師の本音ですよね。
昼に寝て、夜に働くなんて、人間本来の姿じゃないですものね。疲労もどんどんたまります。
ですが、逆に「夜勤専従の看護師でいく」というのも、そうは悪い考えではありません。メリットもいろいろとあります。
2.給料がいいのはやっぱり魅力
最大のものは、「給料の割がいい」という点です。
夜勤手当がつきます。また、特に二交代の場合、16時間や17時間の長時間勤務になりますので、残業手当もしっかりとつきます。
「日勤で同じ長さの時間働くのと比べると、このほうがはるかに割がいい」のです。
それに最近はどこの病院も看護師不足です。特に、夜勤をやる人が見つかりません。なので、給料での条件を良くして、少しでも応募者を増やすようにしています。夜勤手当などはさらに好条件で上乗せされることが多いです。
3.意外なようで生活のリズムは崩れにくい
もうひとつあるメリットが、「日勤と交互にならない」こと。
一般的な夜勤が苦痛になる理由の一つがこれです。日勤と夜勤が交互で来ると体調を崩してしまい、仕事を続けられなくなってしまった・・・という看護師さんも相当数います。
「夜働くのだったら、夜ばかりずっとやったほうが体が慣れる」ため、体の体調も崩れにくくなります。
また、二交代での夜勤の場合、「1回出勤して2日分働く」といった感じなので、通勤の回数と時間もその分少なくなります。
そのため自由にできる時間がたっぷりとできます。ですから、趣味や勉強のために時間が欲しいという人が、けっこうこの夜勤専従になっています。
4.子供がいるママさんナースにも人気
また、意外にもママさんナースにも夜勤専従を選ぶ人がいます。工夫すれば、子育てや夜勤もこの方がやりやすいようです。
夜勤には二交代以外に三交代のパターンもあります。
ママさんナースの中にはこの三交代のところを選ぶ人もいます。さらに、比較的体調管理が容易で、家事などもやりやすい、準夜勤(夕方から0時前後まで)に限定して働いているような人もいます。
これもやはり、人手不足ということもあって、看護師側の希望が通りやすいようです。
ただし、職場ごとの違いも大きいので、職を探す場合は事前の情報収集は大事です。ただ、これを個人でやるのは大変です。転職サポートなどにお任せするのが現実的な手段でしょう。
5.夜勤専従の実態はかなりキツイ?
夜勤専従を募集しているところには、救急外来、老人ホーム、入院病棟などがあります。
こういった中には、本当に忙しくて、仮眠はおろか、休憩だってろくに取れないようなところもあります。特に目立って高給な職場は人が続かない=激務というケースが多いので、自分の体力をよく見極めて転職する必要があります。
お金のために割り切って働くか、それとも自分の体優先で緩やかな職場を探すか、自分の考えもしっかり考えておくことが大切です。
夜勤のみの看護師の職場・科にはどこがあるか?
夜勤で働きたいたいならこの診療科
夜勤のみの職場は、リハビリテーション科や循環器科、神経内科、内科などが挙げられます。
看護師の仕事は、交代制が一般的ですが、人によっては昼間の勤務ができない人もいます。 そういった方の多くは、みなさん夜勤のみのお仕事をしています。
そして、最近ではこの夜勤のみのお仕事を希望する方が増えています。
夜勤のみのお仕事のメリットとデメリットをキチンと知って置きましょう。
メリット
まず、メリットは夜勤手当がつく点、お仕事が探しやすい点、まとまった時間を取れる点です。 1回の夜勤につき夜勤手当がつくので、勤務日数が少なくても、ある程度の収入を得ることができます。
一般的に月の夜勤回数は9回までとなっていますが、9回フルに出勤するだけで、生活できるだけの収入を確保できます。
そして、どの病院も夜勤をしてくれる看護師が減少傾向にあるので、お仕事を探しやすいというメリットがあります。 また、夜勤明けの翌日は休日となるので、上手くその時間を利用することで、2日分の休みを楽しめます。
デメリット
このようなメリットがある一方、生活リズムが乱れる、家庭があると仕事ができない、といったデメリットがあります。
夜勤の場合、不規則な生活になってしまうため、生活リズムが乱れてしまいます。 そのため、夜勤のみのをお仕事をしている人は、体調を壊しやすいです。
また、小さな子供がいる人の場合、子供を預けることができないため、夜勤をしたくてもできません。 夜勤のみのお仕事を希望している方は、このようなメリットとデメリットを理解した上でお仕事を探しましょう。
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