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デカフェとは何?スタバ、タリーズで人気のおすすめノンカフェイン!

   

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飲み物を選ぶときに、「カフェインが入っていないものを」と選ぶ人は多いでしょう。

「カフェインのとり過ぎは体によくない」「中毒する」「夜眠れなくなる」などが気になりますものね。

といって、いざそうしようとすると、けっこう大変です。コーヒー、コーラ、ココア、日本茶、紅茶、ウーロン茶などなど、日ごろ飲むようなものの多くに入っています。完全に避けるとなると、飲むものが限られてしまいます。

それに、コーヒーなどが好きな人も多いですよね。

ならば、デカフェに注目してみましょう。

1.ノンカフェイン、カフェインレス、デカフェ

1-1.言葉の意味での違いはない

飲み物の場合で、「カフェインが入っていないもの」には、ノンカフェイン、カフェインレス、デカフェなどがあります。

「ノンカフェイン(non-caffeine)」は「カフェインが入っていない」、「カフェインレス(caffeinless )」は「カフェイン抜きの」、「デカフェ(decaf、decaffeinated)」は「カフェインを取り除いた」です。

こうやって見るとわかるように、言葉の上での意味の違いはほとんどありません。実際にカフェインが取り除かれたコーヒーは、デカフェ・コーヒー、カフェインレス・コーヒー、ノンカフェイン・コーヒーのいずれでも呼ばれています。

「セールスポイントを際立たせるために、それぞれの飲み物の都合のいい呼び方が使われている」といったところです。

1-2.ノンカフェイン

どちらかといえば、もともとカフェインが全く入っていないものをいうことが多いです。

飲み物でいえば、麦茶、そば茶、ごぼう茶、杜仲茶、ルイボスティー、どくだみ茶などです。また、「爽健美茶」「十六茶」などはこれらを組み合わせたものなので、やはりカフェインは入っていません。

麦茶以外は、健康にためにわざわざ選んで飲むものが多いです。

1-3.カフェインレス

一番意味があいまいです。ノンカフェインの意味で使ったり、デカフェのものもこう呼んだりします。

広く認められているわけではありませんが、「カフェインが完全にゼロではないけれど、それに近いもの」と定義する人もいるようです。

とはいっても、もともと少量だけカフェインを含んでいるものを、わざわざカフェインレスと呼ぶことはあまりありません。

コーヒーや紅茶などで、特別な製法でカフェインの量を減らし、缶やペットボトル化したものをこう呼ぶことが一般的です。

1-4.デカフェ

コーヒー、紅茶など、本来はカフェインを大量に含んでいるようなものから、できるかぎりカフェインのみを取り除いたものをいいます。

どの程度カフェインを取り除いているかは、ヨーロッパの場合はしっかりとした決まりがあります。コーヒー豆の状態でもとの0.2パーセント以下まで、インスタントコーヒーの場合で0.3パーセント以下です。そうでないと、デカフェと呼んではいけないことになっています。

日本ではまだ一切の規定がなく、これ以上残っているものも、デカフェとして売られています。

となると、カフェインレスになっているコーヒー、紅茶などとの違いがないことになってしまいます。

ただ、特にデカフェとしてアピールされている場合は、「味や香りがいい。普通のものには劣らない」がセールスポイントになっていることが多いです。
このような違いですから、麦茶やルイボスティーのように取り除かなくてもカフェインが入っていないものを「デカフェ」と呼んだ時だけが間違いになります。あとはどう呼んでもいいです。

また、これら以外では「カフェインフリー」との言い方も見かけます。

これは、「カフェインが入っていない」ぐらいの緩い言葉の使い方ですから、これらの3つのどれを指していても間違いではありません。

2.デカフェにはどんなものがあるか

2-1.実際にはカフェイン抜きのコーヒーを呼ぶことが多い

「飲み物類で、もともとカフェインが入っているのを、特別な製法でそのカフェインを抜いたもの」がデカフェです。

紅茶やコーラなどでもデカフェのものはあります。

ですが、実際には単にデカフェとだけ呼んだ場合は、カフェイン抜きのコーヒーのことを指していると考えていいでしょう。

それだけコーヒーには気になるぐらい大量のカフェインが含まれています。また、「いくら健康や美容のためのカフェイン抜きとはいえ、味や香りのいいものでないと嫌だ」とこだわる人が多いせいでしょう。

2-2.デカフェが飲めるお店は

デカフェをメニューに加えるコーヒー専門店も増えつつあります。大手ではタリーズコーヒーとスターバックスがその代表です。

また、ドトールコーヒーでも2016年6月から、一部の店舗で実験的に始まりました。今はどんどん増やしているところです。しかも紙パック入りのアイスコーヒーもあります。買って帰れば、自宅でもデカフェ・コーヒーが楽しめます。

またコーヒー専門店以外では、ミスタードーナツが一部店舗でだけ扱っていたのを2016年12月から全店舗にまで広げています。

このミスタードーナツのものは、カフェインのカット率は97パーセント(生豆での計測)です。ヨーロッパの基準ではデカフェではありません。とはいえ、身近なところで、しかも安い値段でカフェインの少ないコーヒーが楽しめるのは、うれしいところです。

2-3.自宅でもデカフェ

デカフェのコーヒーはドトールコーヒーが出しているような紙パックのものだけではなく、ペットボトルやインスタント、豆などもあります。

コンビニやスーパーなどでも見かけるようになってきています。

ただ、これらの中には、今までは、「ノンカフェイン・カフェインレスといっていたのを、単にデカフェと言い換えただけ」と入った質の低いものもあります。

もし、こだわりがあるのならば、通販がいいでしょう。なんといってもたくさんの種類の中から選べます。

苦み・コク・酸味・香りなど、やはり産地などでずいぶんと違います。せっかく味が落ちないデカフェの製法が一般になってきたのですから、「カフェインが少ないだけでいい」などとは、妥協したくないですよね。

3.デカフェを選ぶポイントは製法

ノンカフェインやカフェインレスのコーヒーなどは何年も前からありました。

「無理やりカフェインを取り除いたので、味や香りは落ちる」というのが正直なところでした。

ですが、カフェインを取り除くための製法がどんどん改良され、普通のものと飲み比べても違いがわからないようなものも増えています。

デカフェなどとわざわざ別の呼び方がされるようになってきたのも、「今までのあまりおいしくないものとは違うと強調するため」と、いうのが実際のところでしょう。

もちろん、味には好みがあります。ですが、製法に注目して選べば大きな間違いはないはずです。

・有機薬剤抽出法

コーヒー豆を蒸気で膨張させ、そこに有機溶媒を通します。つまり、薬品を使って、その中にカフェインを溶かしこんで、その薬品ごと外に出してしまう方法です。

溶かしこむ薬品には、今はジクロロメタンが多く使われます。使われる薬品が変化しているぐらいで、基本的な部分は昔から変わりません。

カフェイン以外の成分も多く失うことで、味が落ちます。また、ジクロロメタンなどの有機溶媒の安全性にも少し不安が残ります。

ただし、最も安くできます。

・水抽出法

溶媒には水を使います。早い話が、「コーヒー豆に水を含ませて、その水にカフェインを溶かす」ということですね。

この溶け出た水にはカフェインとほかの成分も混じっています。その水の中から、カフェインだけを取り出し、残りの成分はコーヒー豆に戻します。

この水になったものに対しては薬品を使います。ただ、コーヒー豆自体には薬品を使わないため、有機薬剤抽出法より安全性は高いです。コストも安めです。

・超臨界二酸化炭素抽出法

コーヒー豆に水を含ませておきます。

そこへ、百数十度、百数十気圧にした二酸化炭素を送り込みます。

こうすることで、二酸化炭素は液体と気体の中間のような性質になっています。この状態のことを超臨界といいます。

液体の性質もあるのですから、この二酸化炭素にはカフェインが容易に溶けます。

これを普通の温度・気圧に戻すと、二酸化炭素と一緒にカフェインが取り出せます。また、二酸化炭素ですから、少々残っても安全性には問題はありません。

コストが高いのが欠点です。ただ、今のところ、元のコーヒーの味や香りを損なわない最もいい方法です。

「本格派のコーヒー」というのならば、迷わずこれでしょう。

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