クリニックの看護師と総合病院との違いってなに?

看護士

看護師のクリニックでの仕事と、大学病院や私立などの大きな総合病院での仕事の違いをみるまえに、まずは、「クリニック」の定義をもう一度チェックしておきましょう。

1.クリニックとは

「病院」とは「ベッド数20以上の医療機関」のことをいいます。それより少ないと「診療所」です。

「医院」や「クリニック」の名称はそのどちらにも使えます。

つまり、「○○クリニック」となっていても、入院設備のあるところがあります。この場合は、やっていることは病院と違いがありません。夜勤もあれば、残業もあるでしょう。

よく、「土日休みで、夜勤がない。残業もほとんどない」といわれるのは、「無床の診療所」です。

2.特徴

無床のクリニック(診療所)の特徴としては

①診察時間が病院とは違う
②給料は安め
③看護師本来の仕事以外の雑用が多い
④人間関係が密

といったことが挙げられます。

2-1.勤務時間

まず、①の勤務時間です。これはクリニック(診療所)ごとにも違いが出ます。

というのは、多くのクリニックでは、その医師自身が経営者です。この人の考え方次第で、経営方針も診察時間も変わります。

多くのところでは、診察時間も午前、午後にしっかり分けています。その間は看護師も昼休みが取れます。

ですが、この昼休みの時間はまちまちです。1時間のところもあれば、3時間もあるようなところもあります。「午後は主に往診ばかり」といった場合もあります。

また、午前と午後で看護師が交代する場合もあります。

一日の勤務時間が短ければ、結婚や出産を機会に退職し、家庭との両立を考えているママさんナースには復帰しやすいといえるでしょう。

2-2.給料

②の給料に関していうと、夜勤がなく、残業も少ない分、どうしても安くなってしまいます。

これに加えて、「午前のみ」「午後のみ」といった勤務日があると、さらにそうです。

自分で家計を支えているような看護師には、どうしても月給やボーナスの面での不満が出てしまいます。

2-3.雑用

③の雑用は、勤務するスタッフが少ないことから来ています。

看護師が備品のチェックや電話での応対までやることになります。「仕事の範囲が広すぎる」と不満を持つ人もいる一方、「アットホームでいい」と感じる人もいるようです。

2-4.人間関係が密

これも③と同じ理由です。

少ない人数の上、いつも同じ人と勤務します。これも「やりやすい」と感じる人と、そうでない人がいるようです。

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