税理士の年収は一般的にどのくらい?知っておきたい税理士年収事情
2015/04/27
士業は一般的に収入が良いというイメージがあります。
特にその中でも税理士は難関国家資格の1つとしても知られており、さらに資格を取得してからも2年以上の実務経年を経なれば正式に登録をすることができない職種です。
しかし税理士として1度登録されると、その後は比較的に安定している職業であると考えることができます。
・税理士の一般的な年収ってどのくらい
税理士の平均的な年収としては817万円であると言われています。
一般的なサラリーマンの平均年収がおよそ400万円程度であることを考えると、かなりの高収入であると考えて良いでしょう。
直近の数年で収入の推移を考えてみると、最も低い時であっても630万円、高い時ですと大台である1000万円を超えて、1037万円もの収入があったそうです。
月収に換算するとおよそ55万円程度となりますので、一般的な企業の年収と倍くらいは違うと言って良いでしょう。
・若手の税理士でどのくらいの年収になるの?
上でも触れた通りに税理士の場合は、登録されるまでに実務経験を積む必要があります。
一般的には会計事務所などに勤務することになり、この場合は平均すると年収で500万円程度だと考えて良いでしょう。
難関資格だけあって、年収の水準としては高い数値になるのですが、上でもあげたように平均年収としてみた場合は低くなってしまいます。
ちなみに大手の会計事務所に就職することができた場合は、20代の人でも残業代などを含めれば700万円以上の年収を獲得することもできるそうです。
では、どうすれば税理士の平均年収になるのかという話ですが、1つは実力を積んだ上で、管理職へと昇進する方法になります。
もしくは、現在の会社よりも大きな会計事務所に転職するなどの方法があると考えられます。
・年収1000万円を超える税理士の人って何をしているのか
年収が1000万円を超えてくる場合は、基本的に中堅以上の会計事務所の役員クラスになると必要があります。
または大手の会計事務所にて管理職以上になることが最低条件だと考えてください。
もう1つは人脈などを築いた上で、独立開業する方法があります。
独立開業することによって、数千万円の年収を稼ぐことも可能ですが、反対に年収が500万円を割ってしまうこともあるので、その点はしっかりと考えておく必要があります。
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