サラリーマンの平均年収の動向について調べました
2015/04/27
最近では年収が300万円という人も増えているそうです。
特に若い世代の人にとっては、年収が低いというのは当たり前のようになってきているのが現状です。
かつては高収入の代名詞的な存在であった職種でも、近年では新入社員の人の給与は低めになっており、非常に厳しい状態だと考えることができます。
サラリーマン全体の平均給与って知っていますか?
サラリーマンの平均収入ですが、平成25年度では414万円となっています。
過去の統計を見てみると見事に右肩下がりになっており、平成9年では平均年収も467万円もありました。
それから考えると平均年収が50万円近くも下がっており、最も低い時では406万円となっていたので多少は回復していると言っても良いかもしれません。
ただし、大きく回復しているとは言いがたく、水準としては低いままだと考えて良いでしょう。
年代別サラリーマンの平均年収について
年代別にしてサラリーマンの平均年収を見てみますと、平成25年の段階で20歳未満の人は200万円に届かないことがほとんどのようです。
これは多くが見習いなどの位置にいるからで、20歳以降になってくると多少は改善されてきます。
20歳以降の平均給与でおよそ270万円程度であり、女性だと230万円程度となるので、これも水準としては低めだと考えることができます。
これが30代二杯ってくると、年収が300万円超える人も多くなっており、380万円ほどにまで大きくなるそうです。
40代になってくると平均年収では400万年を超える年収となっており、50代近くになると500万円~600万円程度にまで上昇します。
サラリーマンの収入格差は現在広がっている
基本的に年代別では高くなっている収入ですが、現在の若者が同じ年代になる頃に同じだけの給与を得ているかと言うと疑問視されることが多いです。
それは近年の昇給率の低さなどに起因しており、多くの人が初任給から昇給はしたものの雀の涙ということが少なくありません。
また、300万円以下の年収である人も増えており、収入としては全体的に下がっていると見ておくと良いでしょう。
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