行政書士の年収は一体どれくらい?
行政書士は法律系の中では比較的に簡単だと言われる職種です。
しかし、合格率で見ると難関資格の1つでもあり、行政に提出する書類を代行して作成するのが主な仕事だと言って良いでしょう。
行政書士の収入について知っておこう
行政書士の収入ですが、平均すると600万円程度だと言われています。
ただし、稼いでいる人とそうではない人の差が激しい職業だとも言われており、年収が300万円に満たないというケースも少なくありません。
一方で2000万円、3000万円という高収入を得ている人もおり、平均化すると600万円程度だと言うことは、稼げていない人の方が多いと考えて良いでしょう。
ただし、20代でも大きく稼ぐことができる仕事でもありますので、人脈や実績、本人の才覚次第というのが大きいそうですね。
また、近年では行政書士だけではなく、税理士やファイナンシャルプランナー、社会保険労務士などの資格を重複して所有している人も多くなっています。
独立開業した行政書士の年収はどのくらい?
資格を取得した後は基本的に行政書士事務所に勤務をし、実績と経験を積んだ後に独立をするというケースが多いです。
独立後の年収に関しては上でも触れた通りにピンからキリまでと言っても良く、1000万円以上、中には5000万円以上という収入を得ている人もいます。
ただし、日本行政書士連合のアンケートによると年間売上が500万円未満という人の回答が最も多く、全体のおよそ8割弱を占めていました。
これも売上高なので実際の年収にすると、経費や税金を引かれますのでかなり少なくなると考えることができます。
行政書士の収入をアップさせるにはどうしたら
近年では行政書士の収入アップとしてインターネットでの集客は欠かせないとも言われています。
法改正により単価が自由になったことから、単価を下げて多くの仕事を受けるという人もいれば、逆に単価の高いものを優先して受けると言う人もいて、その方法は様々です。
ただ行政書士と言っても仕事の幅が広く、会社の設立から飲食店や風俗店許可などまで多くのことがあるので、自分の得意分野を1つ作って売り込むことが高収入につながる方法だと言われています。
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