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オキシトシンを男性にたっぷり出させる!幸せホルモンを分泌させて浮気しない彼氏に変える!

      2016/07/29

okisitosinオキシトシンはホルモンの一種です。これが盛んに分泌されると、ストレスがなくなる・愛情深くなる・幸せな気分になれる、といったところから、「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」「抱擁ホルモン」などの別名があります。

もちろん、自分自身の体の中で分泌させることで、普段の生活をいい方向に変え、気分だけではなく、本当に幸せになることができます。

また、彼氏や夫、あるいは今振り向かせようとしている男性がいれば、その人たちにオキシトシンが分泌されるように仕向けてみましょう。それで、自分が望むようなタイプの夫や彼氏になってもらったり、自分のほうを振り向かせることも可能です。

オキシトシンの秘密にちょっと迫ってみましょう。

1.オキシトシンの効果

1-1.浮気を防ぐ

これはドイツ・ボン大学、ディルク・シューレ博士らによる研究です。

独身男性27人と既婚男性30人にオキシトシンのスプレーを鼻から吸わせ、45分後に魅力的な女性をそばに行かせました。

それで次第に女性の方から男性の方に距離を詰めます。男性には「一番グッとくる距離」でストップをかけさせるのです。

すると明らかに、既婚男性のほうが遠い距離を空けてしまいました。また、その女性に対する評価も低かったそうです。

一方独身男性の方は、オキシトシンを吸っても、ほかのニセ薬を吸っても結果には変わりはありませんでした。

つまり、「すでにパートナーのいる男性にオキシトシンを使うと、ほかの女性を遠ざけるようになる」ということですね。

シューレ博士らは「オキシトシンは一夫一妻制を保つメカニズムに関係している」とまで考えるようになったそうです。

また、ほかの研究では、「オキシトシンを投与した男性の方が、自分のパートナーに魅力を感じる」という結果も出ています。

1-2.イクメンになってもらう

新しくパパになった男性で、オキシトシンの分泌量と子どもと遊ぶ時間の長さの調査も行われています。

このふたつには高い相関関係がありました。つまり、オキシトシンの分泌量が多いパパほど、よく子どもと遊んでいました。

1-3.自分に夢中にさせる

オキシトシンには、「社交性を高める」「人への信頼感を高める」という効果もあります。

「気になる男性にアプローチしてみたけど、あまり相手が乗ってこない」と悩んでいるのならば、その相手にオキシトシンを分泌させるように作戦を考えてみましょう。

きっと、「あれっ、今までと反応が違う」ということがあるはずです。

また、「ストレスを軽減する」こともわかっています。

もし、ささいなことでケンカして、気まずくなっているのならば、この時もオキシトシンを思い出しましょう。

「ちょっとイライラしていたんだ。ごめんね」といった言葉が出てくるかもしれません。

1-4.まとめ

*精神面への効果

・ハッピーな気分になれます。

・疲れた心をいやしてくれます。

・ストレスが解消します。

・社交性が高まり、周りの人と良好な関係を築けます。

・記憶力が高まり、学習意欲もわいてきます。

「幸せホルモン」と呼ばれるのも納得ですね。

*体への効果

・細胞分裂を盛んにし、傷を治し、栄養を蓄積するなど、成長を促します。

・「免疫機能をアップさせるのではないか」と考えている専門家もいます。

・まだ、動物実験の段階ですが、どうやらアンチエイジング効果もあるらしいです。

まだ十分に証明されているわけではありませんが、健康にも役立ちそうです。特に「アンチエイジング」には期待する女性も多いでしょう。

2.男性のオキシトシンの分泌を増やす方法

だれでも、「好きな男性を振り向かせる」といったノウハウに興味を持ったことはあるでしょう。女性誌などでもよくテーマに取り上げられているのが、その証拠です。

実は、そう意識していなくても、このノウハウの内のいくつかは、「彼氏のオキシトシンをアップさせる方法」だったのです。

もし、今まで彼氏を振り向かせるのに失敗していても、オキシトシンに注目することで、今までより成功する確率がアップするはずです。

2-1.一緒に食事を取る

「お互いに忙しくて、一緒に食事をする時間がない」なんていわないようにしましょう。

少しぐらいおなかが減っていても、パートナーの帰宅を待って一緒に食卓を囲みます。

また、その食事がおいしい、会話が弾むといったことでも、オキシトシンの分泌量は増えます。

いろいろな意味で食事は大事なんですね。

ただ、オキシトシンはホルモンではありますが、食事で直接とることはできません。もし、オキシトシンが含まれている食材があったとしても、消化・吸収する際に分解されてしまいます。

2-2.恋愛映画を一緒に見る

恋愛映画を見たり、恋愛小説を読むことでもオキシトシンは増えます。それも無駄ではないのですが、一人で見ると、自分一人だけが増えてしまいます。

パートナーを誘って、一緒に見るようにしましょう。もちろん、映画館でなくて、テレビ放送やDVDでもOKです。

また、スポーツを一緒にする・一緒に観戦する、ゲームをするなども同様の効果があります。ただし、熱中できるもの・感動できるものが条件です。

2-3.スキンシップを盛んにする

最もいいスキンシップはセックスです。そこまでいかなくても、日常的にスキンシップをするようにしましょう。

ハグをする、さり気なく体に触れるなどです。

じっと目を見つめるのも、大いに効果があります。

こうすることで、自分にも相手にもオキシトシンが増えます。

2-4.パートナーの健康に気をつける

オキシトシンもホルモンの一種なので、健康状態が悪くなると、分泌量が減ります。

ですから、夜ふかしをしない・食事内容のバランスに気をつける・ストレスをためない、といったごく一般的な健康のための用心も必要です。

「妻(彼女)が自分の健康を気にかけて、あれやこれや努力してくれる」というのは、単純に男性が感謝してくれるだけではなく、その裏には「オキシトシンの分泌の条件がよくなる」というのがあったわけです。

2-5.子どもと触れる時間を増やす

夫にイクメンになってもらいたいのならば、できるだけ子どもとスキンシップをするように仕向けます。

これは自分とパーナーの間でスキンシップを増やすのと同じ理屈です。

オキシトシンが増えれば、自然とスキンシップをしたい気分が高まりますし、スキンシップをしているうちにオキシトシンも増えます。

相乗効果がある、ということですね。

ある実験では、「男性に子どもを抱っこさせた場合、15分後からオキシトシンが分泌され始める」という結果も出ています。

ただ、ようやく夫が子どもに興味を持ち始め、スキンシップしている様子を見て、「あなたにも育児の大変さがわかったでしょう」といったネガティブな言葉をかけてはいけません。

そこはグッとこらえて、夫をほめるようにしましょう。ほめてもらうことでも、オキシトシンの分泌は増えるのです。

3.そもそもオキシトシンとは

オキシトシンはもともと体の中にあるホルモンです。神経組織で作られ、脳下垂体から分泌されます。

「脳下垂体」というのは、その名前にあるように、「大脳にぶら下がるようについているちっちゃな部分」です。「後葉」は「その後半分」ということですね。

かつては「ピツイトリン」の名前のほうが一般的でした。

9種類のアミノ酸からできています。ホルモンの一種です。中枢神経の中で情報を伝える「神経伝達物質」としても働いています。

人間関係が良好にいっている時に、たくさん分泌されていることがわかっています。

また、たくさん分泌されると、いっそう人間関係がよくいくような精神状態になります。

子宮や乳腺を収縮させる作用があるために、陣痛誘発剤や乳汁分泌促進剤(お乳の出がよくなる)として使われています。産婦人科では以前からおなじみの医薬品です。

このようにすでに十分に検証されているものなので、安全性には大きな問題はなさそうです。

最近では、自閉症や発達障害などの精神障害の治療薬としても期待されるようになってきています。

3-1.注射、点滴

これらのように病院で使うときは、点滴や注射を使って、体内に入れます。

今は通販などで、オキシトシン入りのスプレーも見つかります。舌の裏に吹きかけたり、鼻から吸い込むものです。これらは医師の処方せんがなくても買えます。

「恋愛ホルモン」「対人関係改善スプレー」などとされていることが多いようです。

ただし、まだ商品の数が少なく、いずれも輸入品ばかりです。

こういった使い方での効果や安全性はまだ十分に検証されていません。トラブルがあったときに、補償してくれる相手もはっきりしていません。

今の状況で購入するのならば、そういったマイナス面も十分に頭に入れておかなければいけません。

4.オキシトシンが減る原因

・核家族化。

・家族と過ごす時間が少ない。

・スマホやパソコンへの依存。

・人や子供、動物などが周囲にいない。

・ストレスなどによるホルモン分泌の乱れ。

つまり、現代人の暮らし方は、オキシトシンを分泌させるにはマイナスのようです。

5.オキシトシンと薬

・オキシトシンスプレー(鼻から吸い込むタイプ)

・オキシトシンスプレー(舌の下に吹き込むタイプ)

・オキシトシン錠剤(医師の処方が必要)

通販などで一般的に見られるのは、スプレーの方です。

ただし、扱われている商品は多くありません。しかも輸入品ばかりです。

まだオキシトシン自体が注目されるようになってからそれほど時間がたっていません。

効果や安全性を考えると、もう少し待ってからのほうがいいかもしれませんね。

6.医療にも使われるオキシトシン

・オキシトシンはかつては「ピツイトリン」と呼ばれていました。子宮筋を収縮を促進させる効果があり、陣痛誘発剤としておなじみのものです。

・乳腺の筋繊維を収縮させる効果もあります。このことから、「乳汁分泌促進薬」としての使いみちもあります。「お乳の出が良くなる」ということですね。

・「自閉症」や「発達障害」といった「人間関係がうまくいない精神障害」の治療薬・症状改善薬としての臨床実験も始まっています。

オキシトシンは、もともと人間の体の中にあるホルモンです。

そのため、比較的安全性には問題はないようです。ただし、陣痛誘発剤として使うときは、注射や点滴で体に入れます。もちろん、お医者さんがいるところでないと扱えません。

7.オキシトシンが注目されるわけ

・オキシトシンは、脳下垂体から分泌されるホルモンの一種です。

・別名は「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」「恋愛ホルモン」です。

・その名前の通り、スキンシップをしていたり、幸せな気分の時にたくさん分泌されます。

・「ストレスをいやす効果がある」として、ここ2、3年急に注目が高まっています。

ついに、あの「NHKスペシャル」でも、「愛情を深くするホルモン」として紹介されました。(2014年4月5日放送・第2回 「あなたを変身させる! 細胞が出す“魔法の薬”」

ほかのマスコミでも採り上げることが増えています。オキシトシンの存在は、これからどんどん知られていくことでしょう。

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