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平均的なサラリーマンの30代の年収について

      2015/05/28

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サラリーマンとして仕事に励み、年齢を重ねる中で30代になると様々な状況の変化が生じてきます。

大学を卒業し社会人になってから10年が過ぎた頃には中堅としての立場になり、責任を伴う仕事をこなし管理職に就くこともあり、その一方で私生活では結婚したり子供が産まれるなど、公私共に変化する事になるのです。

またそうした中では徐々に年収も上がる事になるのですが、この年代のサラリーマンの平均的な年収はどれくらいの金額になるのでしょうか。

平均的な年収について

まずサラリーマンの年収についてですが、平成25年度に行なわれた国の調査では30代前半(30~34歳)は384万円に、後半(35~39歳)は425万円とされています。

より細かく見ると年代前半の男性は438万円で女性は294万円に、また年代後半では男性が499万円で女性は297万円とされています。

ここ数年の給料の推移

まず現在と10年前を比較した場合についてですが、平均的な収入はおよそ50万円ほど減少していますので、長期に及んだ不景気が大きく影響している状況があります。

ただし2,3年ほどの直近で見た場合にはこうした傾向に改善が見られ、いわゆるアベノミクス効果により収入が増える方が徐々に増えつつあります。
特に男性については平均収入が増える傾向があるのですが、一方で女性の場合は状況が異なります。

女性の場合は同世代であるにも関わらず男性と比較すると格差とも言えるほどの深刻な低収入であり、ここ数年の傾向としてさらに平均収入が下がる状況が続いているのです。

夫婦共働きであれば問題ないのですが単身者の女性の場合はかなり苦しい状況にあります。

これからの展望について

30代サラリーマンの方は結婚や子供の誕生など様々なライフステージを迎えるごとに出費が増えていくことになり、収入を増やすためにどうすれば良いか前向きに考える必要があります。

本業にいそしむのは当然ですが、まだ体力があるうちに副業を行うのも一つの手となり、今どうすべきか入念に考えておく必要があるのです。

 

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