スマホで脳腫瘍に?!ブルーライトが知らない間に全身に及ぼすヤバい影響とは?VDT症候群の危険!
2015/08/06
「なぜか眼の奥や頭が痛い」「最近、睡眠障害がある」「目が乾燥したり炎症を起こしたりする」「焦げ臭い匂いや味がする」という症状があれば危険信号です。
スマホの画面を近くで見ていたり、PCのモニターを凝視したりしていませんか?
スマホや携帯の電磁波はやっぱりヤバい?
焦げ臭い匂いは滅多に起こりませんが、それは脳腫瘍の症状の一つであって電磁波が原因になるものです。
ガラケーを10年使うと脳腫瘍のリスクは4倍程度になり、スマホでは40倍に危険性が高まります。
統計結果は色々ありますが、WHOによるとヘビーユーザーに限定して脳腫瘍の危険性があるとのことです。
ペースメーカーの基準
ちなみに携帯やスマホによるペースメーカーの誤作動は、テスト時しか確認されていないので実害はありません。
参考にペースメーカーを利用している人は、
15cm以上、非接触ICカードリーダーからは12cm以上、万引き防止のRFID機器では22cm以上離れて立ち止まらないで通過する、というのが、総務省の現在の指針になっています。
スマホは一番ヤバい!
一番大きな悪影響はスマホの画面です。
スマホのディスプレイがPCの2倍のエネルギー量なので、同じ面積当たり2倍のダメージを受けています。
ディスプレーからの距離の2乗に反比例するので、PCのモニターが40cmとして、スマホを10cm離して凝視した場合、PCの32倍程度の悪影響が及んでいることになります。
ブルーライトで失明してしまうリスクが高まる!
主にPCのディスプレイを凝視することで起きる眼の疲労や眼のかすみ、肩こり、頭痛などが起こる現象があります。VDT症候群(Visual Display Terminal Syndrome)と言われるものです。
光の中のブルーライトがかなり危険
可視光線の中でもエネルギーが高いブルーライトが原因になり、ブルーライトには青の光だけでなく紫外線も含んでいます。
そして波長が短い光は網膜まで届いて網膜変性症などを起こす原因になります。
仕事でPCを使う場合、ディスプレイだけを長時間凝視することはよくあります。
集中してディスプレイだけを凝視していると、まばたきの回数が減っていても気付かないものです。そして目も乾燥してきます。
長時間の凝視によってドライアイになると、乾燥が影響して炎症を起こしやすくなります。
最初は結膜炎から始まって虹彩炎、ブドウ膜炎と悪化していきます。最近では網膜変性症が増えており、網膜の中心部分が欠損すると、肝心の見ようとする部分が見えないという症状が起きてきます。
米国では失明原因の第1位に
そして米国では網膜変性症が失明原因の1位であり、日本でも現在失明原因の4位という状態で、今後の増加も予想できます。
その最大の要因ブルーライトを減らすために、ディスプレイには最低限のフィルターをつけないと後々後悔する事になります。ブルーライト防止メガネをかけるより確実な方法です。
不眠症もブルーライトが原因
また、夜にブルーライトが目に当たることで、深夜に分泌されるべきメラトニンの量が減ると体内時計が狂って正常な睡眠パターンを得られなくなった結果、日中の眠気も出てきます。
自律神経失調症から抑うつなどの精神症状をきたすケースも増えています。
ブルーライトはメリットも!自殺も減らす効果が!?
ただし、ブルーライトは悪い面だけではありません。
ブルーライトの青色には、精神安定作用があります。
駅や公共機関の照明では、興奮作用のある赤色を減らして、青色の照明を設置するだけで自殺率や犯罪件数が減少しています。JR西日本ではブルーライトの設置によって自殺率は半減しているという結果があります。
完全にブルーライトをカットすると、逆に精神安定作用のある青色が無くなってしまいます。
ブルーライトはほどほどが一番
どちらにしても、減らすのも増やすのもほどほどにということで、結論としてはディスプレイの青色を減らして輝度を下げるだけでも十分効果的です。
厚労省によると、「1日の連続したVDT作業が1時間を超えない事」「連続作業の間に10~15分の休止時間を設ける事」とあります。
これは労働基準局の単なるガイドラインの通達なので、法的な強制力がないものです。仕事中、1時間おきに自主的に休憩ができるわけではないので、お間違えのないように。
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