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知っておきたい!警察官の主な年収事情について

      2015/12/07

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警察官と聞いた時に公務員ではあるものの収入についてはあまり期待できない部分もあります。
警察は年中無休のハードな仕事になりますので、仕事に見合った給料が出るのか知っておきたいところですが、どのような年収事情があるのでしょうか。

≫≫警察官の給料の実態は?年収が安いって本当?

・平均年収について

まず警察官の平均年収について細かく知っておきたい所ですが、地方公務員でおよそ813万円になり、月額の平均給与は49万円で年間のボーナスは221万円になるとされています。
警察は一見すると全国組織のようにも見えるのですが、それぞれの都道府県の警察本部に勤めるに地方公務員一般職になりますので、基本的には役所に勤める公務員と同様の収入になります。

厳しい勤務体系

ただ給料は同じ一方で勤務体系には大きな違いがあり、朝から夕方までの定時で働く役所勤めの公務員とは異なり、部署によっては交替勤務制により24時間を3交替制で勤務することがあります。

この勤務体系の場合は当番・非番・日勤・休日を繰り返す事から生活は変則的になり、身体への負担は非常に大きくなるのです。
また職業柄、犯罪現場では危険に遭遇する事も多く、対応する際には盛んに受傷事故防止が注意されます。

あまり知られていない所ですが年間の殉職者数は10名ほどと言われており、危険性や不規則な生活を合わせて考えると必ずしも実入りが伴わない年収事情があるのです。

知っておきたい地方・国家公務員の違い

警察官になるためにはおよそ2つのルートがあり、それぞれで年収事情が変わる事になります。
まず高卒の方の場合は採用試験を受けて地方公務員として採用される事になるのですが、大卒の方の場合は国家一種試験や国家二種試験を受ける事になります。
一種はキャリア、二種は準キャリと呼ばれいずれも国家公務員になり、本省庁や地方組織などに幹部候補として配属されることになるのです。

地方公務員の場合はそれぞれの自治体の定める所により給料が決まり、また国家公務員の場合は公安職俸給表により決まる事になりますので、この点で双方には少なからぬ差異があるのです。

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