ライフワークMAQIA

排卵誘発剤には意外な怖さが!妊活の不妊治療にしらないととんでもないことに?!

      2016/07/20


15541777004_fabae65e98_z

周りの重圧を感じて、妊活をはじめたけれど・・・

通常の妊活では、約30%は3か月以内に妊娠して約25%は4~6か月で妊娠します。

しかし、残りの一部の女性は妊娠までに1年以上かかることもあり、その間は妊娠できなかった約85%以上の女性が焦りと周囲からのプレッシャーを感じていると言われます。「孫の顔が見たいから早く産んでほしい」と強制する人種もいるようです。

男性にとっても周りからのプレッシャーは同じかもしれません。そのことが潜在的に頭の中にあるのが原因と思いますが、妊活が始まってセックスの回数が減ってしまい、しかも排卵日付近に義務的なセックスになってしまうようです。

(ちなみに妊活中のセックス回数は、月に1~4回が約60%という少なさですが、65%の男性は満足して、女性は不満というより回数の少なさを気にしているようです。)

不妊治療はいろいろある!

思うように妊活が進まないときは、病院できちんと不妊治療をしなくちゃだめかなと考えます。助成金もあり、早めに活用するのがやっぱりベストですが、やみくもに治療を進める前に、不妊治療のデメリットや危険性も知っておきましょう。

一般的な不妊治療と言えば、タイミング療法です。

治療と呼べるほどのものではないかもしれませんが、「排卵日を計算してタイミングを合わせる」という自然な妊娠を計算して目指していきます。

それでも難しい場合は人工授精になります。

人工授精ってどうやるの?

夫の精子を採取して密度勾配法によって遠心分離器にかけて、運動状態が良好な精子だけを子宮の0.4mL前後の狭い空間に送り込みます。それでも受精・着床できない場合は、シャーレの上での体外受精になります。

他には排卵誘発剤を使う方法です。ただ、これにはいろいろな問題があります。

排卵誘発剤を使って多くの卵子を排卵させて、人工授精ではなく通常の受精を行うと母体内に2人以上の子供ができることが多くなります。

これが母体と胎児にとっては大きな死活問題になっています。

shutterstock_175900637

排卵誘発剤の危険やデメリット

生まれる前に安楽死?という減胎手術の是非

多胎の場合、産科ではちょっと変わったことが水面下で行われています。

染色体に問題がある方の胎児を塩化カリウムの静脈注射や心臓への注射を行って心室細動を起こして死亡させます。そして母体と胎児に負担がかからないようにしながら一人だけ取り出します。

ピルによる避妊を認めていない厚労省は、仕方なく妊娠したら中絶や減胎手術をしてください、と暗に言っているとしか思えません。その結果、暗黙の了解として産婦人科では染色体に異常があれば中絶するということになっています。

減胎手術に同意する母親が多いという現実

生きている胎児を安楽死させるという処置は「減胎手術」や「減数手術」などと呼ばれて、中絶に該当します。これには賛否両論があるようですが現在のところ合法です。

ただし遺伝子検査の結果で判断して胎児を選択的に死亡させることは禁止されています。

積極的に減胎手術を行っている院長のコメントに「塩化カリウムという薬剤はカリウムの足りない患者さんへの治療薬として使用されているものです」というのがありますが、苦しい言い訳に聞こえます・・・。産婦人科にカリウム不足の腎臓病患者がいるとは思えません。実のところは安楽死向けということでしょう。

自己免疫疾患のリスク~数十年にわたって母体に残る誰かの細胞。

死亡した胎児は母親の体内に自然と吸収されていきますが、吸収されなかった部分はもう一人の胎児が生まれるときに卵膜とともに排出されていきます。

通常、胎児の遺伝子は、

細胞の核の染色体の半分は妻自身の遺伝子でも、半分は配偶者の遺伝子が混ざっているわけで、そこから胎児特有の遺伝子が発生しています。

自分以外の遺伝子を含む細胞が胎盤を通じて母体と胎児の双方に入ってくることをマイクロキメリズムといい、数十年にわたって母体に存在していきます。

実の子であっても免疫学的には他人の細胞なので、マイクロキメリズムが成立します。

母親の体内では異物とみなされて免疫細胞の攻撃の対象になるわけで、自己免疫疾患を引き起こす原因になるものです。自己免疫疾患は未だに面倒な病気ですが、母体はそのリスクを負っていることになります。

旦那に似ていない子が生まれた・・・

実は過去の男性の遺伝子も母体に残っています。過去にセックスをした男性の遺伝子も同じく何十年も女性の体に残っています。

その後ほかの男性と結婚した末妊娠したとしても、過去に交わった男性の遺伝子が交わった数だけ母親の体に残り、妊娠の際に母体から胎児に受け継がれるということになります。

まとめ

排卵誘発剤を使った無理な妊活が引き起こす問題は無くならないようです。

「この子、あの人に似てるかもしれない。」ということになる可能性も含んでいるようです。母体にかかるリスクも大きいので、最後の手段と考えましょう。

妊活は焦りは禁物です。不妊治療をする場合もお医者さんのアドバイスを守ながら、心身ともに穏やかに健やかに進めていくことが重要ですね。

 

  関連記事

プロゲステロン(黄体ホルモン)とは何?“妊活”だけではなく、女子力UPに味方につけよう!

女性の皆さん、プロゲステロンに注目しましょう。 プロゲステロンとのつきあいかたが …

妊娠したい!妊活で失敗しないために知っておきたい正しい準備ステップ

目次妊活とは計画的に頭を使って行う妊娠活動ですピルでその時が来るまで体を休ませて …

DHCのサプリって危険なの?気になる不安なサプリおまとめ

サプリメントのシェア・知名度でトップクラスなのがDHCです。人気の理由はその豊富 …