ふるさと納税の選び方のポイント

ふるさと納税はメリットも多い事から、今ではイベントのように注目されている部分もあります。
ふるさと、と聞いた時自分が生まれ育った場所を思い浮かべると思いますが、ふるさと納税の場合は少し意味合いが違ってきます。
対象となるふるさとは、全国の各自治体から自由に選ぶ事ができます。

もちろんその名の通り自分の生まれ育った故郷を対象に選ぶ事もできますし、旅行先での思い出がある土地や、思い入れのある土地を選んでもいいのです。
一つに決められない事もありますが、この場合も複数の地域を選べるので安心です。
例えばふるさと納税の対象に選んだ地域が4つある場合は、各地域の自治体からお礼として4種類の特産品や商品を受け取れるのです。

ふるさと納税の選び方

ふるさと納税がここまで注目されるようになった理由もいくつかありますが、お礼としてもらえる特産品の種類から選ぶ人も多くなっています。
特産品も地域によって違いはありますので、お礼の品から選ぶのも人気があります。

特産品としてはやはり食材が一番人気ですが、これも種類は豊富です。
肉、魚介類、お米、地酒、果物、野菜、お菓子など、その土地ならではの特産品などは人気があります。
食材だけでも各地域では数種類用意していますので、どれにしていいか迷ってしまう事もあります。
他にも工芸品や装飾品などからも選ぶ事ができます。

お金の使い道を選択できる

ふるさと納税の対象を選ぶ場合の選択肢として、寄付金として収めたお金の使い道から選ぶ事もできます。
ここも各自治体による違いはあります。

地震など災害に見舞われ復興が必要な地域では、災害復興目的で必要な建物を建てるために使われる事があります。

森林や自然公園など、自然環境を保護する目的で使用される場合もあれば、農産物の生産や開発、伝統芸能や工芸品の維持と普及など使用目的も実に様々です。

自分で見極める事が可能

テレビなどでも取り上げられ注目されたのが、犬の殺処分をゼロにするための使い道です。

殺処分されないよう犬を引き取り里親を探すまでの、管理施設を建設するための費用に使われます。
これにより犬の殺処分がゼロになった地域もあります。

生まれ育った土地を離れて生活している人が、自分の生まれ故郷の発展のためにふるさと納税の対象として選ぶというのも素敵ですし、縁のある地域の応援をしたいという意味でふるさと納税をする事もできます。

自分が寄付したお金がどのように使われるのか、明確にしているのもふるさと納税が注目される理由なのかもしれません。

私たちが住む日本では、様々なところで税金を支払わなければいけませんが、収めた税金がどのように使われているのかは、ほとんどわかっていません。

国のために有意義な使われ方をするのなら納得できますが、一部の人が私腹を肥やすたに使われるようなら、税金を支払うのが嫌になってしまいます。
日本に暮らす以上税金の支払い義務はありますが、唯一税金使い道を自分で決める事ができるのが、ふるさと納税です。

ふるさと納税の地域を選ぶ条件

ふるさと納税は自分の好きな地域を指定して、ふるさと納税という名目で寄付をするシステムです。

寄付をする事でお礼として地域の特産品を送ってもらえる事と、税金が控除されるというメリットがあります。

ふるさと納税として寄付をする地域を選ぶ場合には、お礼の品から大好物や季節による旬の食べ物等を送ってくれる地域を選ぶ事もできますし、寄付金をどのような目的に使うかを明確にしているので、その使い道から選ぶ事もできるのです。

ふるさと納税の使い道

どのような目的でふるさと納税の寄付金を使うかは、各自治体によっても違いはあります。
しかし自分が収めたお金がどのように使われるのかが予めわかっているので、納得した上で寄付できるのは素晴らしい事です。

少し前に地震で被害にあった地域がありましたが、寄付金や復興金も確実に使われているとは限らず、あってはならない使い方をされていたケースも多く確認されています。

しかしふるさと納税なら、地震の被害に合った地域の復興資金として建物の建設や、子供たちの教育のためというように、使い道をはっきりとさせていますので安心して寄付できます。

大抵は情報サイトに掲載されています

どのような使い道になるのかは、自治体による違いもありますが、これも各自治体のホームページや、ふるさと納税に関する情報サイトで確認できるようになっています。

最初から震災支援目的で寄付したいという場合は、震災支援への使い道を確認できる自治体を選べばいいのです。
震災支援も叶いますし、このお礼で地域の特産品をもらえるのもメリットです。

ふるさと納税の目的がはっきりしている人も対象となる地域を選びやすくなりますし、特に目的はないけどなんとなく役に立つなら寄付してみようというのもいいと思います。
ふるさと納税は寄付をする人にも、寄付を受け付けている地域にも双方にメリットがあるのが特徴です。

ふるさと納税は世帯所得によっても上限が変わるので、ふるさと納税に関するサイトにあるシミュレーションを使えば簡単に計算できます。