FBIもひそかにマークしていたモルジェロンズ病って?
皮膚から繊維が現れる奇病モンジェロンズが流行?!
アメリカで奇病が流行りました!
「皮膚の下に虫が這っているような感覚がある」という症状で病院に行く者が増加、皮膚炎のような症状が現れて、皮膚の下から繊維状の物質が出てくるという原因不明の病気が流行。
虫が皮膚の中を這うような感覚とチクチクした痛みを感じて眠る事もできないという症状です。
病院で炎症を起こして破れかけた皮膚を少し切開すると、線維状の塊が出てきます。
皮膚炎を起こしている場所の全てから出てくる繊維状の物質です。または傷口に繊維状の物が溜まるという人もいるようですが、実際に目にしたわけではないので、その辺りははっきりしません。
最初の患者は300年前にイギリスで見つかる
最初の患者は17世紀のイギリスで発見されたものの、その後300年間にわたって流行することがなかったので研究対象とはならず、奇病扱いとして原因不明のまま治療法も確立されませんでした。
この当時付けられた病名を米国でそのまま使われて、モルジェロンズ病(Morgellons Disease)と呼ばれて、世界中に知れ渡る事になります。
アメリカでは治療せずに見て見ぬふり!
全米50州で突然の流行を見せて60,000人の患者を出したことで、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)が分析を始めました。
ただ、主成分が無機物であったため感染しないと結論付けて調査が終了、患者は治療も受けられないまま苦しんで死んでいくことになります。
全身の皮膚掻痒感が原因で自殺した者もいるようですが、治療を受けていたのか、司法解剖の結果はどうだったのか?という情報はありません。
医者は「モルジェロンズ皮膚病変」と呼び、物体は「モルジェロンズ繊維」と呼ばれていますが、患者から出たサンプルはFBIが全て持ち去ったという怪しい話もあります。
繊維の謎
しかし、患者に共通する成分の繊維の謎が残ります。アメリカでは残った患者から採取した繊維を専門家がEDS(エネルギー分散型分光法)で分子を分析した結果、ピンクと青の繊維状の物はポリエチレンとポリエステルと判明、透明や白の繊維状の物は二酸化ケイ素やアルミニウム、カーボンファイバーまで含まれていたとのこと。
原因は?
まだまだ未解明なところが多い病気ですが、ライム病、トキソプラズマ感染症が原因でないかと言われています。
詳しくは ⇒ 突然空に現れる「ケムトレイル」って?原因不明の奇病を引き起こす怖い飛行機雲だったって本当??!
関連記事
-
その吐き気、ひょっとしてストレスのせいでは?知らない間に心と体を蝕むストレスの怖さ。
吐き気は突然やってくるもの。思い当たる原因がなければ、実は知らない間にためてしま …
-
過食症をひとまとめ。大食い芸人の異常なメカニズムが分かった!
過食症や拒食症の摂食障害で自己嫌悪に陥っていませんか?実は、考え方次第で簡単に治 …
-
食後の歯磨きで歯が欠ける?!きれいな歯のためには逆効果の現代病の落とし穴!
歯をきれいに健康にするには、歯磨きが一番! 歯医者さんでも当たり前に言われて、毎 …
-
スマスマ最終回の視聴率は?生放送ではなく残念すぎる放送の声多数・・・
wadaineta.com SMAPの解散で話題がとにかく尽きない1年でしたが、 …
-
ハウスクリーニングの始め方。初めての自宅の掃除をプロに任せる!
「日ごろの掃除がたいへんだ」「ときどきは清掃しているけれど、落としきれない」「長 …
-
心臓がんという病名を聞いたことがありますか?
死因トップのがんですが、心臓がんはありません 日本人の死因の1位は悪性新生物(が …
-
乳酸菌のとりすぎって体に悪い?正しく健康になるために知っておきたい乳酸菌の力
乳酸菌は、「美容や健康にプラスになる」としてすっかりおなじみですよね。「腸内の善 …
-
統合失調症はあの芸能人もかかった身近な病気?症状、原因、治すには?
統合失調症の患者は、「まともに話ができなくなる」「感情のコントロールができない」 …
-
糖尿病おまとめ!原因と合併症の怖さ。1型2型糖尿病の新しい治療法とは?
あなたももしかして既に糖尿病かも。 自分だけは糖尿病と無縁と思っている人がいるか …
-
アルビノ(先天性白皮症)の扱いの移り変わりと、尋常性白斑の大きな違い
全くメラニン色素を生成できない、アルビノと呼ばれる少女たち アルビ …