ライフワークMAQIA

公務員の現在の年収は?景気と連動しているの?

      2016/03/08

komukohoku_img001

公務員は安定した職種として人気が高く、国と地方公共団体のそれぞれで実施される試験には毎年多くの方が受験しています。

国の機関に勤める場合は俸給表の定める所により給料が決まりますので、総合職や一般職などを始めとする様々な違いはあるのですが基本的に統一されています。

その一方で地方公共団体に勤める場合にはそれぞれの自治体の定める所により給料が決まる事になりますので、地域間の経済格差により給料には少なからぬ差が生じます。

景気の状況に合わせて給料が増減

この公務員の給料については景気に連動して金額が決定する事が大きな特徴で、景気が悪ければそれに連動して下がります。

例えば国に関しては民間企業の賃金水準をもとに人事院が内閣や国会に年給与改定勧告を報告し、景気に連動するように給料やボーナスが引き上げや引き下げが行われているのです。

地方自治体の公務員の年収について

一般的に国に勤めるより地方自治体に勤めた方が給料が高いといわれているのですが、現在ではどのような給料になるのでしょうか。

まず地方自治体の場合は前述の通りそれぞれの都道府県や市区町村により給与制度が異なります。

例えば全国の自治体でもっとも給与が高い自治体は東京都の目黒区が該当し平均年収はおよそ739万円と非常に高くなります。

一方で全国最下位となる沖縄県の多良間村ではおよそ366万円になりますので、双方を比較すれば実に2倍近い格差があるのです。

このようにどこに勤めるかにより給与は自ずと変わる事になるのですが、全国平均では平成25年現在でおよそ583万円とされており、年々減少傾向にはあるものの民間と比較すれば高額になるのです。

国家公務員の年収について

続いて国の機関に勤めている方の場合についてですが、平均年収は現在の所およそ662万円になります。

こちらも前述の通り職種ごとに俸給表で詳細な金額が決められており、例えば一般職員であれば平均で632万円、税務署職員では平均で739万円、海上保安官では688万円とされており、それぞれで細かな違いがあります。

公務員看護師でも国家公務員看護師というものがあります。

 

  関連記事

弁護士の年収はピンキリ?現在の弁護士年収事情について

弁護士と言えば、昔から高収入の代名詞のような存在です。 最難関国家資格の1つであ …

司法書士の年収について一般的な金額・情報

司法書士はいわゆる士業に分類される仕事です。法律事務所などに勤務することが多く、 …

年収300万時代と言われる現在の格差社会について

近年、日本では長引く不況などの影響も大きく、年収300万円時代とも言われています …

年収500万円以上を目指すためにはどんな道がある?年収500万円の職種と待遇などについて

収入は少しでも多い方が良いわけで、上を目指して日々仕事に励んだり将来を見据えキャ …

キーエンスの年収についてのまとめ

「給料がいい会社はどこか」と調べ始めると、必ず目に入るのがキーエンスです。なにし …

サラリーマンの平均年収の動向について調べました

最近では年収が300万円という人も増えているそうです。特に若い世代の人にとっては …

行政書士の年収は一体どれくらい?

行政書士は法律系の中では比較的に簡単だと言われる職種です。しかし、合格率で見ると …

アサツーディケイ(ADK)の年収はどれくらい?アニメに強い業界3位の魅力

advertimes.com 「激務らしいが、仕事は面白いらしいし、給料は高い」 …

税理士の年収は一般的にどのくらい?知っておきたい税理士年収事情

士業は一般的に収入が良いというイメージがあります。特にその中でも税理士は難関国家 …

年収1000万を超える職業にはどんな職業?まとめてみました

年収が1000万円というのは、ある意味では1つの大台だと考えても良く、目指すべき …