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抗生物質が効かない多剤耐性菌「スーパーバグ」2050年までに中国人3000万人以上減少の可能性も。

   

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スーパーバグが中国で大流行する理由とは?

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抗生物質が効かない「スーパーバグ=多剤耐性菌が中国で大流行」するという調査結果が、英国政府の委託会社によって明らかになっています。「薬剤耐性菌感染症が原因で、中国では2050年までに毎年100万人の死亡者と経済損失が2400兆円を超える」と推計されています。

なぜ英国政府が耐性菌の調査を行っているのかというと、過去に最強の抗生物質と言われていたバンコマイシンの耐性菌(VRE)を作った元凶が英国であり、感染すれば全て死んでいったという耐性菌の怖さを身をもって経験しています。

今世紀に入って以来は耐性菌に対して過敏になっているようで、「英国が抗生物質の使用を控えているのだから他国も控えるべきだ」と言いたいのでしょう。

中国人の無節操な抗生物質の使用

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ところで、中国で流行が予想される根拠として、中国では年間15万~20万トンの抗生物質を使用しています。その量は世界全体の50%以上に及び、その48%をヒトが使用しているとのこと。残りは家畜のえさに混入して、腸内細菌を減らすことで栄養分の吸収率を上げるというものです。

特に家畜のえさには大量に抗生物質を混ぜます。すでに販売されているえさにも抗生物質は含まれていますが、さらに大量に追加します。

抗生物質を大量に投与すると、ヒトや家畜の体内で耐性菌が作られるだけでなく、抗生物質や耐性菌が体内から排出されます。抗生物質の種類によっては体内で分解されずに、ダイレクトに腸で作用してそのまま排出されます。そして流れていく先は田畑や池に溜まったり、河川に排出されると海まで流れていきます。

河川に垂れ流してリサイクルされる抗生物質

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抗生物質とウィルスは河川を流れて海に到達すると、主に二枚貝などで生物濃縮が行われた結果、再びヒトの体内に入り常に体内に抗生物質が残る状態になります。抗生物質を飲んだ事がない者を含めて60%の子供の尿から抗生物質が検出されています。これがスーパーバグの発生原因になっています。

中国の華東理工大学の調査によると「中国の河川などの地表水には68種類の抗生物質が含まれている」という結果です。また、中国の入院患者約5000万人中、250万人以上は薬の誤用による副作用や過剰投与による中毒症状が原因であり、19万人が死亡していると言われます。

少子化政策を廃止して、将来の労働力確保のために「2人までなら産んでも良い」と中途半端な規制緩和が行われていますが、スーパーバグの蔓延で労働力が減りそうにも思えます。

自制心の無さが作り出すスーパーバグ

事態を重く見た中国政府は2011年~2015年にわたり、医療機関での抗生物質の処方の管理を徹底して行ったものの、市販薬や家畜向けの抗生物質までは手が回らないため、乱用の抑制は限定的、または困難であるという結果に終わっています。

国民に自制心を求めること自体が難しく、今では家畜からスーパーバグがどれだけ増えるのか?という問題になっています。

中国製の薬に然るべき薬効がないことが原因で「効果が無いから大量に服用してしまうという」ということが一部で起きているのですが、医薬品の製造方法が違法であっても、賄賂を受け取って摘発を行わない中国当局にも問題がありそうです。

また、中国政府にとって抗生物質の売り上げが大きな収入源になっているので、WHOや国連が指摘しない限り抗生物質使い放題の現状が続きそうです。

中国人は現在では個人輸入を行って、安全で効果のある外国製の薬を入手して服用するという風潮があるようです。最も無難で安全な手段かと思いますが、中国政府は財源を確保するために、輸入禁止の方向に持っていきたい様子です。

中国の感染症対策は?

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中国ではSARS(重症急性肺呼吸器症候群)やMERS、鳥インフルエンザのヒトへの感染や流行が起きているという情報が、中国国内のニュースから漏れてきているようです。

国民性から考えると、もしMERSに10,000人が感染しても85人が感染と発表する民族です。天津大爆発も死者85人です。おそらく今年大流行するインフルエンザも85人でしょう。とりあえず見つかった遺体の数が死者数にカウントされます。行方不明者は生存扱いです。

日本はMERSの治療薬としての抗体を大量生産して、韓国・米国に配布しましたが、なんと!中国や北朝鮮も独自にMRSA抗体作成に成功したようです。

北朝鮮は、朝鮮中央通信が「MERSの特効薬を開発した」と発表した。「クムダン2」と呼ばれる注射液の中身は塩酸プロカインという局所麻酔薬100%です。高麗ニンジンから抽出したと偽って100万人の国民に投与したようで、誰もが楽になったという話もあります。コカインと似た作用があるので、気分は良くなるとしても、ウィルス性疾患に対して何の効果もありません。中国はマウスで臨床試験を行っているのかもしれず、ほとんど興味はありません。

北朝鮮と中国のウソは聞き飽きたのでどうでもいいですが、妙なスーパーバグを作り出して日本にウィルスを持ち込まないようにしてほしいものです。

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