燃え尽きそう、看護の現場のリアルな叫び。現場看護師の生の声に耳を傾ける。

     

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医療の現場、看護の現場はもういっぱいいっぱいになっていると言えます。現場の生の声を本にしたものをみると、悲痛な叫びがリアルに聞こえてきます。

働くことで大きな心意気がかえって自分を苦しめてしまう。。。医療現場では避けることができないかも知れないこの燃え尽き症候群のリアルな声。

参考出典元 「素顔の看護婦」 木村快 編・著 同時代社

夜勤問題をなんとかしたい

でも、現実的にはたえずグラグラしていますね。看護婦の仕事は好きだけど、身体がきつい。今度の組合の要求の第一に、職員の健康問題というのが上がってる。身体をこわして長期病欠者が何人もいるんです。病人が病人を看てる形でゆとりはないし、悪循環ですね。これからも続けて行くには、夜勤問題をなんとかしなくちゃ。

夜勤は嫌ですね。特に日勤深夜がきつい。これは午後三時まで働いて、普通は四時半までなんだけど、一時間半早く上がって、その分深夜勤を一時間半余分に働くんです。三時のつもりでいてもこれがなかなか終らなくて四時半になっちゃって、それから帰って、お風呂入って、ご飯食べて、寝て、わたしは子どもがいないから二時間仮眠をとる時間はありますけど、仮眠とっても嫌な夢ばかりみる。仕事のこととか、たえず何かに追われていたり、失敗したり。起きるとドキドキして汗びっしょりかいてる。そして深夜入り、出勤してくれば働くしかなくて、それなりに気持をピシっとしてやるんだけど。

夜勤に入る前のつらさというか、冬になると余計ですね。家々の窓にみんな小さな電気つけて、テレビの青白い灯りを見ると、皆さんくつろいでこたつでテレビ見てるのかなあと思いながら、
布団から出て、夜タクシーに乗って病院に向かう時、ふと家に帰ってしまいたくなることもある。

演劇なんか観るのは深夜明けしか時間がとれないんです。だからボーっとした時間に行って、感動も半減して居眠りしている。日勤の日なんかとても演劇なんか観に行けません。だって残業で夕方六時半、七時でしょう。とても間に合わない。

夜勤そのものもきついけど、みんなとべースが合わないというのがとてもつらい。わたしたちは社会的に隔離されている。みんなが当たり前のように土曜半どん、日曜休みで、旅行に行っり、行事も組まれるけど、わたしたちはダメ。夫は休みなのにわたしの休みは月、火とかで足並みが揃わない。つらいですね。
労音合唱団に入っていて、練習が毎週月曜日ですがこれに通うのも戦いなんですよ。深夜明けだと声も出ないですよね。夕方からのサークル活動なんかできないし、夜勤明けの合間にやるだけです。

IL0(国際労働機関)の看護職員条約には、三交替というきつい仕事だから、休日は普通の

人より多くなくてはいけないと言ってるし、社会的に不便な生活をしているということもきちんと盛りこまれている。これがきちんと認められればよいと思う。だけど、日本の中で看護婦だけがちょっと程遠い感じ。実際、二時を回るときつい。特に一時から五時はね。これが昼寝てもだめなの。昼の仮眠と夜の睡眠とは全然違うんです。

燃え尽きそう

今、四十三床あります。呼吸器病棟の勤務ですけど、昨年年間は大変だった。冬はこの病棟大変なんです。風邪ひいて肺炎起こしたり元々の病気が悪化して入院する人が多くて人工呼吸器があっちでもこっちでも一台一台とばたばた鳴っていて、そういう患者には管がいっばいっいていて、部屋に入ると一時間は出られないとか、点満は二十四時間、注射の数の多いこと。人の人に林のように注射が並んでて、すごく緊張度が高くて精神的にもつらい。家族もびりびりしていて患者さんは意識がありながら機械につながれてる。もう綱渡りをしてる感じ。精神的にまいる人が出てきて、わたしも頑張れない。頑張ると燃え尽きておかしくなる。燃え尽きまい燃え尽きまいと思って、昨年は働いてましたね。

人がとにかく足りないんですよ。日勤者がいないです。せめて各チーム三人いればいいですよ。二人だとどっとしわよせが来て、準夜も早出も、遅出も、、二時間の残業です。家にいるより・・・

まとめ

不規則な勤務、過度な緊張状態が続く仕事場・・・

燃え尽き症候群は医療関係者の間に多く起こる現象で、長らく指摘されてきながらも改善がされていない大きな問題です。

一筋縄ではいかないことながら、きちんと前進して改善していかなくてはいけない問題す。

参考

看護師はもう限界かも。医療現場でぎりぎりの状態で頑張っているナースたちの現状。

24歳新人ナースが過労死?!~看護師2万人が過労死の危険性~ナースが追い込まれている医療現場の根深い矛盾。

機内で人の命を救うと、助けた者が精神症状を起こす!!という奇妙な現象

 

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