クリニカルコーディネーター 企業

クリニカルコーディネーター(CC)への転職が気になっている人たちならば、すでに「どんな募集があるか」なんて、ネットでググってみたことがあるのではないでしょうか。

でも、それで見つかる企業名は、おそらくは聞いたことがないようなところばかりでしょう。もちろん、そいうったところも転職先の候補です。

でも、がっかりすることはありません。ちゃんとおなじみのところへの道は用意されています。

医療機器メーカー業界をざっと見ると

病院勤務の看護師のみなさんが現場で日ごろ使っている医療機器のメーカーといえば、「オリンパス」「テルモ」「ニプロ」「シスメックス」などでしょう。

使っているだけではなく、病院に来たこれらの会社のCCから、機器の使い方の説明などを受けたことがあるかもしれません。

当然、こういったところだって、ちゃんとCCを募集しています。ですが、あまり人目につくような形にはなっていないのです。

大手の医療機器メーカーであっても、定期的に採用があるとは限りません。また、看護師経験者が対象ですので、途中入社での募集になります。採用人数も多くありません。

なので、医療機器メーカー側も、看護師専門の転職サポートサービス業者を使うことが多いのです。

こういった業者が、自分のところの登録者だけが見ることのできる「非公開情報」にしてしまっています。

あるいは、それすらなくて、向こうの方から「この人ならば」ということで選んで、声をかけるような形になっています。

だから、ちょっとググったぐらいでは見つからないのです。

大手医療機器メーカーに就職するコツ

こういったシステムになっていますから、「どうしても大手のところに転職したい」というのならば、ちょっとしたコツを押さえておくことが必要です。

当然のことながら、まずは「転職サポートサービスに登録すること」です。それも3つ4つ、あるいはそれ以上のところに登録しておきましょう。

転職希望者の方にはお金がかかりません。気楽に数を増やしていいでしょう。

こうするのは、業者ごとに、お得意さんにしている医療機器メーカーが違うからです。「A業者はテルモがよく使っている。ニプロだったらB業者」といったようなことがあるのです。

また、できることならば、気長に待ちましょう。募集があるのは、「今いるCCさんが辞めて、空きが出た」というような時です。急いでしまっては、そういったタイミングには出会わないことが多いです。

異業種からの新規参入も相次いでいる

また、最近は特に他業種のハイテクメーカーの新規参入が目立っています。この業界全体の将来性は見逃せないようです。

たとえば、もともとオリンパスは内視鏡では世界的なメーカーです。そこへソニーが資本参加し、2013年に「ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ」という合弁会社を作っています。ソニーが持つ映像技術を内視鏡に利用しようというのです。

また、キヤノンもデジタルカメラのノウハウを使って、がんの早期発見のための画像診断装置を開発しました。

もちろん、こういった新規参入の企業もCCを必要としています。

外資系も要チェック

また、外資系企業が多いのは医療機器メーカーの特徴です。

企業一つ一つの経営規模は、国内企業の大手には比べものにはなりません。小さいです。ですが、数が多く、募集も盛んです。無視することは難しいでしょう。

ただ、国内企業との違いは覚えておきましょう。

まず、即戦力を求める傾向があります。「看護師からの初めての転職」よりも、「すでに他社でCCとして働いた経験がある」というほうが歓迎されます。

また、成果主義のところが多いです。もし、営業マンの仕事まで兼ねるような形ならば、「売り上げに応じて給料がアップダウンする」といったことも覚悟しておきましょう。

「外資系の医療機器メーカーは、成績をよくしなければという緊張感が高い。その代わりに、がんばっただけ給料も増える」といったように覚えておきましょう。

クリニカルコーディネーターと同じものもチェック

「クリニカルコーディネーター」は違う言葉で呼ばれていることも多いです。「クリニカルスペシャリスト」「メディカルアソシエイト」「アプリケーションスペシャリスト」などなどです。

また、「フィールドナース」は「クリニカルコーディネーター」と全く同じ意味で使われることもあれば、企業医務室や治験コーディネーターなど企業で働く看護師全般に使われることもあります。

このように少し混乱気味です。もし、クリニカルコーディネーターへの応募を考えるのならば、これらの名前で出されているものもチェックするようにしましょう。

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